シニアの消費動向
2026-01-05 10:39:28

シニア層における消費傾向の変化と今後の支出意向を探る

シニア層における消費傾向の変化と今後の支出意向



シニア専門のマーケティングプラットフォーム【コスモラボ】を運営するコスモヘルス株式会社は、このほどシニア層の消費に対する意識に関する調査レポートを公表しました。この調査は、最近の1年間における消費価値観の変化、支出の構造、将来への資金運用に対する不安をテーマにしています。調査からは、節約志向や健康志向の高まりが見受けられ、医療費や交際費の負担感が顕著に表れています。

節約志向と健康志向の高まり



最近の調査では、シニア層が消費価値観に変化を感じているとの結果が出ました。「非常にあった」と「ややあった」を合計すると、全体の81.7%が価値観の変化を認識しており、具体的には「節約志向が高まった」と回答した人が67.4%に達しました。また、58.2%は健康志向の高まりを示しており、35.1%は商品品質を重視するようになったと答えました。こうした結果は、シニア層がコストだけでなく健康や品質を意識した消費にシフトしつつあることを示しています。

支出の現在と将来の優先課題



シニア層の現在の支出の大半は医療費(24.1%)、続いて交際費(18.8%)、健康・美容関連費(16.2%)といった状況です。また、今後お金をかけたい分野としては旅行・レジャーが37.2%で最も高く、次いで健康・美容関連(30.0%)や趣味(24.4%)が続きます。このことから、シニア層には負担と楽しみを共存させた支出意識が強まっていると言えます。

老後資金に対する不安と資産運用の実態



一方で、老後資金への不安を持つ人は非常に多く、39.4%は「非常に不安」を感じていると回答しました。資産運用に関する調査では、40.8%が「行っていないし興味もない」との結果が得られ、知識不足やリスクへの懸念が、具体的な行動を抑えていることが伺えます。このように、消費に対する意識は変化しても、老後に向けた資金計画や資産運用への不安が厚く存在していることが分かりました。

将来に対する複雑なニーズ



調査結果から、シニア層は「健康」「交友」「楽しみ」に投資する意欲が高い一方で、日常生活や医療に関する支出が中心となっている現状も見逃せません。可処分所得が限られる中で、趣味や旅行などをどのように調整して積極的な支出を考えるかが、今後の消費行動において重要なポイントとなるでしょう。

結論



本調査により、シニア層の消費意識が節約志向と健康志向の両面から変化しつつあることが明らかになりました。一方で、老後資金への不安感も強いため、今後の支援策としては、実現可能な生活設計の提案や資産運用に対する情報提供が必要とされていることが示唆されます。シニア市場に対する理解を深めるためには、こうした消費動向や不安を視野に入れたアプローチが鍵となるでしょう。


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会社情報

会社名
コスモヘルス株式会社
住所
東京都港区新橋1-12-9-10F
電話番号
03-5537-3030

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