六甲山の木々が冬の装いをみせる季節が到来します。2025年12月1日から2026年2月28日まで開催される「SIKIガーデンWinter Season」では、六甲山観光株式会社が運営する「ROKKO森の音ミュージアム」内のSIKIガーデンで、美しい冬の風景を楽しむことができます。
冬の魅力にあふれたSIKIガーデン
このSIKIガーデンは、広大な敷地面積を誇る16,010.77平方メートルの庭園です。六甲山の山頂近くに位置し、神戸市街地より約5℃気温が低いため、雪景色が広がることも珍しくありません。この時期ならではの葉を落とした広葉樹や、春を待つ木々のつぼみ、さらには冬の鳥たちや野生動物の痕跡も観察できる特別な場所となっています。自然と触れ合い、静かな冬のひとときを過ごすことができます。
入場情報と運営時間
「SIKIガーデンWinter Season」は、毎週木曜日を除く指定日で営業されています。入場料金は、大人(中学生以上)1,500円、小人(4歳~小学生)750円、営業時間は10:00から17:00(チケット販売は16:30まで)です。ただし、休業日には2025年12月31日、2026年1月1日、2月3日から6日、3月2日から6日などが含まれていますので、訪れる際には事前確認をお勧めします。
冬のガーデンデザイン
今回のウィンターガーデンは、常緑樹と雪の対比や、秋から残る実や種にも注目したデザインで構成され、多彩な樹木たちが冬に色づく様子が見どころです。特に、冬に魅力的な形を見せる枝ぶりが美しい木々は、訪れる人々を楽しませてくれることでしょう。
同時開催イベントやアクティビティ
さらに、六甲山では「神戸六甲ミーツ・アート2025 beyond」も開催中です。この芸術祭では、国内外のアーティストたちによる多彩な現代アートが展示され、自然との融合を楽しめる機会が提供されています。会期は2025年11月30日までで、さまざまなアート体験が楽しめます。ミュージアムエリアに加え、トレイルエリアや風の教会エリアなど、合わせてアクセスすることで、より深く六甲山の魅力を味わえます。
また、夜間イベントとして「ひかりの森~夜の芸術散歩~」も行われており、ライトアップされた木々の中を幻想的に散策することができます。夜は別の表情を見せる風景を楽しむ絶好のチャンスです。
まとめ
冬の六甲山は、静寂とともに自然の美しさをより一層引き立てる季節です。「SIKIガーデンWinter Season」への訪問は、自然の中で心を休め、美しい景色を目の当たりにする貴重な体験になるでしょう。ぜひこの機会に、六甲山の冬を楽しみに来てください。