楽天ペイが新たに決済ブランドを追加
楽天ペイメント株式会社が提供する実店舗向けのキャッシュレス決済サービス「楽天ペイ」が、大幅に機能強化されることが発表されました。2024年9月24日からは「PayPay」「d払い」「Smart Code」など新たに6つの決済ブランドが加わり、総計で65もの決済方法に対応することになります。これにより、加盟店は利便性の高い多様な決済手段を提供することが可能となり、顧客にとっても利用しやすい環境が整うのです。
楽天ペイの特徴
「楽天ペイ」は、加盟店が主要なクレジットカードや電子マネー、QRコード決済をオールインワンで導入できるサービスです。月額使用料が無料であり、売上金は最短で翌営業日には口座に振り込まれるため、資金繰りもスムーズです。このたびの新ブランド追加によって、加盟店は審査を経ることで「楽天ペイ店舗アプリ」を利用し、各種QRコード決済を手軽に受け入れられるようになります。
QRコード決済は現在、実店舗の決済システムにとって欠かせない存在となっています。特にインバウンド需要が高まる中で、「WeChat Pay」「Alipay+」「UnionPay」「JKOPAY」といった国際的な決済ブランドも新たに対応しますので、訪日外国人客のニーズにも応えることができます。
導入の利便性
「楽天ペイ」の導入は実にシンプルで、スマートフォンやタブレットに「楽天ペイ店舗アプリ」をインストールするだけです。さらに、近日中には「楽天ペイ ターミナル」が新規申し込みの加盟店を対象に導入0円キャンペーンを実施するとのこと。これにより、初期投資を抑えつつ簡単にキャッシュレスの対応が可能となります。
「楽天ペイ ターミナル」はレシートプリンターや通信機能を備えたオールインワン決済端末です。この端末を使うことで、QRコード決済はもちろん、クレジットカードや電子マネーも一括で受け付けることができるため、物流業界を含む幅広い業種での運用が期待されています。
楽天ペイメントの取り組み
楽天ペイメントは2024年度の日本版顧客満足度指数において、QRコード決済業種で2年連続で1位を獲得しました。顧客にとって便利で安全なサービスを提供することはもちろん、加盟店にはデータをもとにしたマーケティングプログラムを通じて、業務支援を行っています。今後もサービス向上に努め、ユーザー体験をより充実させる意気込みを示しています。
まとめ
キャッシュレス決済が普及する今、楽天ペイはその利便性をさらに高める取り組みを行っています。加盟店にとっても顧客にとっても利用しやすい、進化した「楽天ペイ」、今後の動向に注目です。