株式会社Piezo Studioが開発した新しい32kHz用CTGS発振器の魅力

株式会社Piezo Studioが誇る新技術

株式会社Piezo Studioは、最新の技術を駆使し、32kHzクロック用のCTGS発振器を開発しました。この発振器は、エレクトロニクス機器で必要不可欠な基準信号を提供し、IoTデバイスやコネクテッドカーなどの多様な用途に対応しています。この新たな発振器の開発は、アフターコロナの世界におけるデバイス起動の高速化ニーズに応えるものであり、特筆すべきはその起動時間です。

発振器の技術的特長

新たに開発された32.768 kHzクロック用CTGS発振器は、人気の高い圧電単結晶であるCTGS（カリウムタリウムニオブ酸）を使用しています。この高機能な発振器は、東北大学金属材料研究所との共同開発により生まれ、33.55MHzの振動子を基盤に1024分周して32.768kHzを出力します。従来の水晶発振器と比較して、その発振起動時間はわずか40µs（0.04ms）という驚異的なスピードを実現しています。

また、このCTGS発振器は業界最高速レベルの性能を誇り、ビジネスや生活の中で使用されるさまざまなデバイスが、より迅速に、かつ効率的に機能することを可能にしています。

世界が求める高速起動

近年、IoTの普及が加速しています。ワイヤレスデバイス、スマートフォン、タブレットPC、コネクテッドカーの最先端技術が求められる今、この32kHzクロック用CTGS発振器の登場は大変重要です。コンパクトな2520サイズのSMDセラミックパッケージに収められ、経時変化についても水晶発振器と同等の信頼性を持っているため、多様なエレクトロニクスデバイスでの使用が期待されています。

Piezo Studioの未来

株式会社Piezo Studioは、今後もこの技術を進化させ、さらなる小型化と高性能化に努めていく考えです。また、MHz帯のクロック発振器開発にも注力し、さまざまなIoT機器への応用を目指しています。新しいテクノロジーによって、私たちの暮らしがさらに便利に、快適に変わることを期待しています。

お問い合わせ情報

この新製品やサンプルに関する詳細は、株式会社Piezo Studioの商品開発センターまでお問い合せください。

- Eメール: [email protected]

会社概要

株式会社Piezo Studioは、2014年12月に東北大学から生まれたスタートアップ企業で、新たな圧電単結晶を用いたタイミングデバイスの設計・開発・製造・販売に取り組んでいます。これからも、社会貢献を目指して革新的な技術を追求し、持続可能な開発目標（SDGs）の実現に寄与してまいります。

公式サイトはこちら