ソニー・ミュージック、HUE APを採用し国際基準に対応
大手エンターテインメント企業の一翼を担う株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)が、株式会社ワークスアプリケーションズ(WAP)が提供する債務管理システム「HUE Account Payable(HUE AP)」を採用することが発表されました。これにより、SMEは外国送金業務における国際基準「ISO20022」へ迅速に対応できることとなります。この制度は2025年11月の導入期限に向けた重要なステップであり、業務効率の向上が期待されています。
HUE APの導入背景
これまでSMEでは、内製のシステムを使用して債務管理を行っていました。しかし、新たなフォーマット要件が未確定な現状では、期限内の改修が困難であり、柔軟に対応できるパッケージ製品の導入が求められていました。HUE APは、2024年1月から標準機能でISO20022の対応が可能となることが大きな評価ポイントでした。さらには、既存の送金データを会計システムとシームレスに連携させることができるため、業務フローを変更することなく導入できる点も魅力とされ、最終的な決定に至りました。
導入による期待される効果
HUE APの導入がもたらす影響は計り知れません。SMEは2025年11月のISO20022対応期限内に、円滑に対応を進めることができるようになります。また、ISO20022への移行は単なるフォーマットの変更に留まらず、業務プロセス全体に影響を及ぼします。そのため、HUE APは現場部門が扱いやすい設計となっており、外国送金業務の負担を軽減してくれるでしょう。
さらに、今後の法令や規制の改正にも無償バージョンアップを通じて常に対応できるため、SMEは長期的な安定運用が見込まれます。
SMEのコメント
SMEのデジタルイノベーショングループエンタプライズシステム本部ビジネスプロセス企画部課長である板家氏は、HUE APが持つ柔軟性と確実性について高く評価しています。現行の業務フローを大幅に変更せずに全体最適化を実現できると考え、安心して導入を決定したと語ります。これにより、今後の法令・規制改正や業務の改善に対応できる基盤が整い、内製システムの活用範囲を拡げていくことが期待されています。
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HUEについて
HUEは、日本の大手企業向けに開発された国産ERPで、6700以上の標準機能を誇り、幅広い業務要件に対応可能です。2200社以上への導入実績がその信頼性を裏づけしています。
WAPについて
ワークスアプリケーションズは1996年に日本て創業され、ノーカスタマイズや無償バージョンアップといった革新的なサービスで、日本国内の大手企業の成長をサポートし続けています。企業と個を結びつける「成長エンジン」となることを目指し、今後も「作業」を「創造」に変える活動を推進していくことでしょう。