魚と女性の新しい関係
2026-07-16 10:19:22

魚離れを逆転する干物専門居酒屋の成功秘話

魚離れを逆転する干物専門居酒屋の成功秘話



大阪・梅田と東京・八重洲に展開する干物専門居酒屋、株式会社ひもの野郎は、最近のフィッシュマーケットに逆風に直面する中、特異な成長を遂げています。ここ2年間、同社は全4店舗の売上が前年比10%以上の増加を記録しました。これは、魚離れが進む一般的なトレンドに反する驚くべき成果です。

この成功の背後には、紀州備長炭干しという独自の干物製法があり、魚の臭みを軽減することで多くの顧客に受け入れられています。特に、2024年にオープンした「バルチカ03 エキウエ店」では、女性客の比率が40%に達し、従来の干物居酒屋のイメージを刷新しました。これにより、店に新しい客層が訪れ、賑わいを見せています。

魚介類消費量の減少と新たなニーズ



農林水産省の報告によると、食用魚介類の消費量は2000年代初頭の約40kgから近年は20kg台にまで減少しています。家庭で魚を食べる機会が減少した中で、外食需要の高まりが背景にあります。特に、魚を手軽に楽しむことができ、匂いを気にせず食べられるという条件を求める声は増加しています。

ひもの野郎ではそのニーズに応えており、西洋料理が台頭する中で日本の伝統的な魚料理を新しい形で提供しています。訪日外国人旅行者の増加も影響し、日本食に対する興味が高まっていることも見逃せません。駅直結の立地は、観光客やビジネスパーソンにとって、非常に魅力的に映るようです。

新しい客体験の提供



ひもの野郎は単なる居酒屋ではなく、居心地の良い空間を提供しています。来店してくれるお客様からは「干物のイメージが変わった」「外は香ばしいのに中はふっくらしている」「日本酒の飲み比べが楽しめた」といった声が寄せられています。これは、単に食材を提供するだけでなく、食体験全体を質の高いものにすることが重要だという同社の理念を反映しています。

同社の看板商品の紀州備長炭干しは、特殊セロファンで包むことで空気にも触れずに密閉製法が行われています。これにより、酸化を防ぎ、魚本来の旨味を引き出し、さらに臭みを軽減します。現在、アジや銀鮭、ほっけ、さんまなど14~15種類の干物を常時提供し、昼食時は定食を楽しむことも可能です。

日本酒とのペアリング



また、日本酒は全国47都道府県から50種類以上を用意しており、利き酒師が監修する飲み比べセットもございます。これにより、若年層や女性客にも新しい味の発見を提供しています。次世代の魚を楽しむスタイルを提案することで、多くの人々に魚食文化を広める意図も感じられます。

今後の展開



魚の消費量が減少する中で、本格的な魚料理を手軽に食べられる場所は重宝されています。ひもの野郎は今後も、新たな店舗の展開を続け、若者や女性客、外国人観光客に向けて紀州備長炭干しの魅力を発信していく方針です。2027年度末までに国内に6〜8店舗を開設する予定です。

このように、ひもの野郎は時代の流れに逆らう形で、干物の新たな可能性を広げていくことでしょう。マスコミ関係者の皆様には取材のご依頼を随時受け付けておりますので、ぜひこのユニークな店舗を訪れてみてください。

会社情報

会社名
株式会社ひもの野郎
住所
電話番号

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