国土交通省、BIM/CIM推進委員会を開催
国土交通省は、令和6年度の第2回BIM/CIM推進委員会を11月22日(金)にオンライン形式で開催します。この会議では、建設業のデジタル化を進める「i-Constructionモデル事務所」におけるBIM/CIMの取り組み状況が報告されます。
i-Construction 2.0の背景
国土交通省は、2040年度までに建設現場の効率を高め、省人化をおおよそ30%行うことを目指した「i-Construction 2.0」の取り組みを進めています。このプロジェクトでは、データ連携の自動化が不可欠であり、BIM(Building Information Modeling)やCIM(Construction Information Management)が重要な役割を果たします。これらの技術は、調査・設計・施工・維持管理などの各プロセスにおいて、情報の共有や活用をスムーズにし、建設業全体の生産性を向上させることを目指しています。
会議の詳細
第2回BIM/CIM推進委員会は、11月22日15:00から17:00まで開催され、続いて第3回が12月13日に予定されています。いずれもWEB会議形式で、参加希望者は事前にメールで申し込む必要があります。また、各社団体ごとにアカウント制限がありますので、参加者は注意が必要です。会議は全編WEB傍聴可能で、映像や通信状況に関してもあらかじめ理解を求められています。
傍聴方法
傍聴を希望する方は、11月21日12時までに、指定のメールアドレスに以下の内容を送付する必要があります。
- - 件名:【傍聴希望】令和6年度 第2回BIM/CIM推進委員会幹事会
- - 本文:氏名(ふりがな)、所属、連絡先(電話番号、メールアドレス)
送付先メールアドレスは、髙橋氏(takahashi-n8912★mlit.go.jp)と柴田氏(shibata-n8488★mlit.go.jp)となっています(「★」を「@」に置き換えてください)。
申し込みをしたアドレスには、会議URLが送付され、会議参加時は名前を社名に変更し、マイクとカメラはオフにして参加が求められます。会議終了後には、会議資料や議事要旨が国土交通省のウェブサイトにアップロードされる予定です。
今後の展望
BIM/CIMを用いた建設プロセスのデジタル化は、今後の建設業界において欠かせないものとなるでしょう。国土交通省の取り組みにより、業界全体の生産性向上が図られ、持続可能な社会の実現に向けた新たなステップが進むことが期待されます。これにより、日本の建設業界の国際競争力も高まり、この分野でのイノベーションを促進することが可能となるでしょう。