京都市立洛南中学校への寄贈がもたらす新たな学びの場
最近、earthcampus株式会社が京都市立洛南中学校の生徒会室に自社オフィスの一部を寄贈しました。この取り組みは、空間の再利用を通じて次世代に優れた思考力を育むことを目的としています。自社のオフィスは特に、廃校となった京都市立淳風小学校の教室にリノベーションを施したもので、創造的な環境を整える重要な役割を果たしてきました。
地域と共生するスタートアップオフィス「淳風bizQ」の活動
earthcampus株式会社は、2021年に京都市から「淳風bizQ」への入居企業として認定され、この教室オフィスを利用してきました。この拠点は、地域との共存を図り、企業のイノベーション創出や新たなビジネスに挑むための支援を目的とするスタートアップ支援センターです。
このオフィスは、クリエイターが快適に働ける環境を追求して設計され、白を基調にしたクリーンで洗練された空間が特徴です。特に注目すべきは、「階段チェア」と名付けられた一つずつ再配置可能な家具で、移転に際しては新オフィスに持っていくことができず、寄贈を決断した経緯の一つとなっています。
洛南中学校への寄贈決定
寄贈先募集を行ったところ、京都市内の様々な団体や教育機関から多くの関心が寄せられました。その中で、洛南中学校の教職員が「柔軟な発想を育む空間」を創造する熱意に共感し、最終的に寄贈先として決定しました。今後も生徒会と対話を重ね、空間を共に創り上げていく計画です。
地域貢献に向けた取り組み
earthcampus株式会社は、創造的な環境を地域社会に還元することを重視しており、今後も地域が直面している様々な課題へのサポートを続けていく方針です。2025年1月には新たに河原町六条に進出し、オフィスの移転機会を利用してさらなる創造的活動を展開していく予定です。
この寄贈活動は、社会とのつながりを大切にし、地域と共に成長していく企業の姿勢を象徴しています。earthcampus株式会社は、企業や自治体のクリエイティブな挑戦を支えるエージェンシーとしての役割を果たし、未来を共に築くことを目指しています。
earthcampus株式会社のビジョン
earthcampusが持つビジョンは、デザインの力を通じて新たな可能性を切り開くことです。顧客と共にクリエイティブな戦略を考え、ビジネスの発展と「愛の循環」を生み出すことを目指しています。
合わせて、企業活動の一環として、SNSや広告など様々なクリエイティブの領域においてもその実績と信頼を築いています。そして、これまで培った専門知識や経験をもとに、地域社会への貢献も続けていく所存です。
earthcampusの活動は単なるビジネスにとどまらず、地域と結びつき、次世代を育むための重要な一歩となるでしょう。今後の展開にも期待が高まります。