ZERO INSTITUTE設立
2025-08-01 19:22:07

若手研究者支援の新拠点、ZERO INSTITUTE設立と渡邊拓氏の就任

渡邊拓氏がZERO INSTITUTEの副インスティテュート長に就任



東北大学は、新たな研究の拠点として「ZERO INSTITUTE」を設立することを発表しました。この新しい組織は、国際卓越研究大学に認定される2024年12月を控え、世界水準の研究環境を提供することを目指しています。

その中で注目されるのが、HERO Impact Capitalの代表を務める渡邊拓氏が、副インスティテュート長および客員教授に就任したことです。渡邊氏は、次世代研究者の支援を行う活動において豊富な経験を持ち、特に地球規模の課題解決に向けた取り組みで知られています。

ZERO INSTITUTEの目的と背景



ZERO INSTITUTEの設立背景には、次世代の研究者が国際的に活躍することへの期待と、彼らが直面する社会実装や産学連携の課題があります。特に、研究領域が広がる中で、日本国内での支援体制が求められています。本組織は、若手研究者が産業界と連携し、実際の社会課題の解決策を見出すためのプラットフォームとなります。

具体的な活動は2025年9月から始まりますが、先行して渡邊氏が担う役割に多くの期待が寄せられています。若手研究者たちをサポートし、新たなイノベーションが生まれる場を提供することが目指されています。

渡邊拓氏のプロフィールと活動



渡邊拓氏は1992年、京都府に生まれました。高校では洛南高等学校を卒業後、慶應義塾大学に進学しましたが、在学中にNPO法人AIESEC in Japanの代表を務め、積極的な活動を展開しました。その後、ソフトバンクグループのAI特化型インキュベーターであるDEEPCOREに参画し、スタートアップへの投資を担当しました。

2021年には、地球課題解決に寄与する次世代研究者を支援する財団「ZERO Foundation」を設立し、その理事長に就任。さらに、若手研究者と共同でベンチャーキャピタル「HERO Impact Capital」を設立し、代表として活躍しています。このように、革新的な支援体制を導入する中で、東北大学での役割も担うこととなりました。

HERO Impact CapitalとZERO Foundation



HERO Impact Capitalは、次世代の研究者が直面する課題に対し、資金面からの支援を行うことに特化したファンドです。渋谷の中心に本社を構える株式会社HEROが運営し、若手研究者の活躍を促進するための投資を推進しています。

また、ZERO Foundationでは、地球に関連する様々な問題に取り組む研究者の支援を行い、具体的な社会実装を後押しすることを目的としています。これらの活動は、次世代リーダーの育成と持続可能な社会の実現に大きく貢献すると期待されています。

まとめ



ZERO INSTITUTEの設立は、産学連携や社会実装の重要性を再認識するきっかけとなります。渡邊拓氏の就任により、次世代研究者がより良い環境で活躍できることが期待されており、具体的な活動開始を楽しみに待ちたいところです。西日本から未来を支える新たな研究拠点が生まれることで、日本全体の科学技術の発展に寄与することを願っています。


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会社情報

会社名
株式会社HERO
住所
東京都港区麻布十番
電話番号

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