RFルーカスとイトーキ提携
2024-07-03 10:34:23

RFIDでオフィス家具をIoT化!RFルーカスとイトーキが資本業務提携

オフィス家具のIoT化で業務効率アップ!RFルーカスとイトーキが資本業務提携



RFID(ICタグ)を活用した在庫・物品管理システム「Locus Mapping」を提供するRFルーカス株式会社と、オフィス家具の製造・販売を手がける株式会社イトーキは、資本業務提携を締結しました。この提携により、イトーキが提供するオフィス家具にRFIDを付与し、家具のIoT化を実現。顧客の物品管理業務の効率化を支援するアプリケーション開発に乗り出す予定です。

人手不足とアナログ作業の課題解決



日本の労働人口減少は深刻化しており、多くの企業が人手不足に悩んでいます。さらに、アナログな物品管理は非効率で、貴重な時間を浪費しているのが現状です。入出庫検品、棚卸し、物探しといった作業は、効率化の余地が大きく、付加価値を生む業務に集中するためにも、デジタル化による改革が急務となっています。

RFIDでモノの可視化を実現



RFルーカスは、独自開発の電波位相解析技術を用いて、RFIDタグが貼付された在庫や物品の位置を高精度に特定できる技術を確立しました。安価なRFIDタグと組み合わせることで、これまで見えなかった実世界のモノの情報を、ロケーションまで含めて可視化することが可能になりました。

アパレル業界ではすでにRFIDが本格的に普及し、製造業でも在庫管理などへの活用が進んでいます。工具や金型など、アセットマネジメントの分野でもRFIDの活用が期待されています。

オフィス家具のIoT化で新たなユースケースを創出



今回の資本業務提携では、オフィス家具という新たな領域にRFIDを活用することで、顧客のオフィス環境における課題解決に貢献していくことを目指しています。

家具のデータ活用でオフィス環境の最適化を支援



イトーキは、オフィス家具にRFIDを付与することで、家具の所在や利用状況などのデータを収集します。これらのデータは、「ITOKI OFFICE A/BI PLATFORM」に蓄積され、オフィス環境の分析や改善に役立てられます。さらに、家具の個体識別情報や所在把握を迅速に行うアプリケーションを開発することで、オフィスリニューアルや移転計画時の物品管理業務を大幅に効率化し、顧客の業務負担を軽減します。

両社のコメント



株式会社イトーキ 代表取締役社長 湊宏司氏

「当社は、オフィス家具によるIoT化の第一歩として、今回の出資に踏み切りました。家具の個別データの活用によって、『Data Trekking』の質的向上を図り、顧客のオフィス構築・リニューアルにおける投資成果の可視化と課題解決に貢献していきます。今後も同サービスで人的資本経営の支援を推進し、お客様の期待に応えていきたいと考えています。」

RFルーカス株式会社 代表取締役社長 浅野 友行

「RFルーカスは、『透明な社会の実現』をミッションに掲げ、RFIDを活用した社会の情報化に取り組んでいます。今回のイトーキ様との資本業務提携は、オフィス家具という新たな領域にRFIDの活用を拡大し、社会課題の解決と事業加速を図るための一歩となります。」

オフィス家具のIoT化は新たな働き方改革の鍵



今回の資本業務提携は、オフィス家具のIoT化という新たな領域への挑戦であり、働き方改革の更なる進展に期待が寄せられています。RFIDを活用したオフィス家具のデジタル化は、顧客の業務効率向上と快適なオフィス環境の実現に大きく貢献する可能性を秘めています。今後の展開に注目です。


画像1

画像2

画像3

関連リンク

サードペディア百科事典: 東京都 渋谷区 イトーキ RFID RFルーカス

Wiki3: 東京都 渋谷区 イトーキ RFID RFルーカス

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。