新たなセキュリティサービス
2025-09-03 11:26:20

株式会社CyCraft Japanとアクトが協力し新たなセキュリティサービスを創出

株式会社CyCraft Japanと株式会社アクトのパートナーシップ



近年、サイバーセキュリティの重要性が増す中、株式会社CyCraft Japan(東京都千代田区)と株式会社アクト(東京都文京区)が正式にパートナーシップを結びました。この提携により、両社は日本のビジネス環境における安全性を高めるための先進的なサービスを提供することを目指しています。

提携の背景と目的



株式会社アクトは1994年に創業し、30年以上にわたりITソリューション事業を展開。NHKや東京都庁をはじめとするさまざまな顧客に対して信頼性の高いサービスを提供しています。近年、サイバー脅威が増加している中、アクトは「セキュリモ」など独自のブランドを立ち上げ、EDRやSOCサービス、ゼロトラストネットワーク、SASE、IDセキュリティなどを組み合わせた先端技術を駆使した統合的なセキュリティ対策を強化しています。

一方、CyCraftは2017年に設立され、AIを活用したサイバーセキュリティソリューションを提供している企業です。主にAPT攻撃への対応や、ファストフォレンジックに強みを持ち、2019年には日本市場にも進出しました。CyCraftは、東京都中小企業支援プロジェクトでも公式セキュリティベンダーとして選ばれるなど、その実績にも定評があります。

提携の内容



今回の提携により、株式会社アクトはCyCraftが提供する「XCockpit Endpoint」という先進的なツールを利用し、日本国内の顧客に自動化されたインシデント調査サービスを展開します。このツールはサイバー攻撃が発生した際に、迅速に侵入原因を分析し、被害範囲を把握することが可能です。これにより、業務への影響や損失を抑える効果が期待されています。加えて、このツールは企業内のセキュリティ脅威を可視化し、排除する支援も行います。

さらに、24時間365日体制でのセキュリティ監視の強化にも貢献することが期待されています。両社は今後、AIセキュリティの分野でも協力を深め、CyCraftのソリューション「XecGuard」を通じて生成AIの安全対策、プロンプト攻撃への防御、企業全体のAI利用の信頼性向上を目指します。

今後の展望



株式会社CyCraft Japanのカントリーマネージャー、姜尚郁氏は、「アクトとの提携を嬉しく思います。迅速なインシデント対応はIT社会において不可欠であり、私たちのAIベースのツールとアクトの顧客支援力を組み合わせることで、新しい価値を創出していきます」とコメントしています。

また、アクトの代表取締役、小林智彦氏も、「サイバー攻撃は年々巧妙化しており、迅速な復旧が企業存続の鍵です。CyCraft社との協力により、インシデント調査を迅速化し、国内のお客様により強固なセキュリティサービスを提供できると確信しています」と語りました。

株式会社アクト及びCyCraft Japanの紹介



株式会社アクトは、設立以来、変化する社会に最適なITソリューションを提供し続けており、今後もIT化の進展に伴って、安全かつ便利な社会の実現に貢献していく所存です。一方で、CyCraftはアジアのAIサイバーセキュリティ企業として、AI技術を駆使したセキュリティ防御の自動化に注力しています。両社の協力がもたらす新たなセキュリティサービスは、今後のビジネス環境において缺かせない存在となることでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社CyCraft Japan
住所
東京都千代田区丸の内二丁目2番 1 号岸本ビル 7 階 xLINK 丸の内パレスフロント
電話番号
03-4400-0709

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