防災展で楽しく学ぶ
2018-10-09 16:00:16
地震災害への備えを遊びながら学ぶ、東京都防災展2018の魅力
地震災害への備えを遊びながら学ぶ、東京都防災展2018の魅力
2018年、東京都の防災展で行われた「地震の備え 謎解きアトラクション」は、来場者に地震対策の重要性を伝えるためのユニークな取り組みでした。今年度の広報活動では、地震保険の意義や地震災害への備えを楽しみながら学ぶ機会が提供されました。特に、このアトラクションは、家族で参加できるような内容となっており、参加者が謎解きを通じて防災意識を高める工夫がされています。
アトラクションの内容
日本損害保険協会が出展したブースでは、「地震の備え 謎解きアトラクション」をはじめ、「お父さんのための地震ドリル」などの体験コーナーがありました。特に、謎解きアトラクションは、参加者に配布されるミッションシートとブース内に設置されたヒントパネルを使用して、全5問のクイズに挑戦する形で構成されていました。参加者は防災意識を高めるだけでなく、地震保険についてもより深く理解することができました。
株式会社フラップゼロがプロデュースしたこのアトラクションは、参加者が楽しく学べるように工夫されています。設問内容には、防災時に役立つアイテムの制作をテーマにしたワークショップを組み込むなど、実践的な知識を得る機会も提供されていました。過去には多くの自治体や学校団体によって防災訓練としても採用されており、約3万人以上の参加者が防災についての知識を身につけてきました。
「お父さんのための地震ドリル」
また、ブースでは「お父さんのための地震ドリル」と呼ばれるコンテンツも導入されていました。このドリルは、参加者が地震や防災に関する質問に答えることで「頼れるお父さん度」を測定できるものです。判定結果に基づいて、防災・危機管理アドバイザーである山村武彦先生からのアドバイスも受け取ることができ、家庭での防災意識を高める良い機会となっていました。
山村先生は新潟地震を契機に防災アドバイザーとしてのキャリアをスタートさせ、50年以上にわたり様々な災害現場での調査を行っています。その幅広い知識を活かして、企業や自治体における防災策の策定にも関与しており、実用的な防災知識を広める重要な役割を果たしています。
パネル展示と映像放映
さらに、ブース内では地震リスクや地震保険についての情報を伝えるパネル展示や映像放映も行われていました。これにより、多くの来場者が視覚的にも地震対策の重要性を理解することができました。
イベント情報
「東京都防災展2018」は、防災推進国民大会2018と同時開催され、2018年10月13日から14日まで行われました。開催場所は、東京臨海広域防災公園(そなエリア東京)で、入場は無料となっていました。このイベントは、地震対策や地震保険を広めるための意義深い取り組みとして、多くの人々に参加され、大きな反響を呼びました。
このように、東京都防災展2018は、地震への備えを楽しく学びながら、実践的な知識を身につける機会を提供した重要なイベントでした。防災に対する意識を高めるために、今後もこうした取り組みが続けられることが期待されます。
会社情報
- 会社名
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一般社団法人 日本損害保険協会
- 住所
- 東京都千代田区神田淡路町2-9
- 電話番号
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