サンケン電気が誇る新型モータドライバの登場
サンケン電気株式会社が手掛ける高圧3相モータ用ドライバ「SIM262xMシリーズ」は、業界の注目を集めています。特に、量産が開始された「SIM2622M」は、5.0 Aの大電流に対応し、電流定格の異なる「SIM2621M」も開発中とのことです。これにより、家電製品や各種機器の省スペース化とコスト削減が可能な製品が登場しました。
SIM262xMシリーズの特長
このモータドライバは、耐圧600 Vのホール素子およびホールIC入力に対応しており、正弦波駆動方式を採用しています。従来のIPMに比べて、ゲート駆動用ICや出力素子だけでなく、制御用ICも内蔵しているため、外付けのマイコンを必要とせず、コンパクトなモータ制御システムを実現しています。これにより、設計の簡素化や生産コストの削減が可能です。
さらにこのシリーズは、高放熱DIP40パッケージを採用しており、600 V/5.0 Aの高圧3相モータドライバとしては業界最小クラスです。機能設定端子(IS1/IS2/IS3)を通じて簡単に様々な設定を変更できるため、非常に使い勝手が良いです。
高い汎用性と効率性
8極モータの場合でも10極相当のFG信号を出力でき、モータの種類を変えることなく運用が可能です。また、エアコンの室内ファンなどの制御機能も充実しており、特に回転方向の変更が容易になりました。従来ではモータの電源を切る必要がありましたが、新型ドライバではモータ停止中でも簡単に方向転換できるのです。
加えて、進角制御機能を搭載しており、モータの効率と静音性を向上させるための調整もさまざま用意されています。この機能により、誘起電圧とモータ電流の位相を合致させることで最大トルクを発揮できます。
充実の保護機能
特に注目すべきは、安全面への配慮です。このドライバは過電圧保護機能(OVP)をはじめ、様々な保護機能を内蔵しており、不安定な電源環境でも安心して使用できます。これにより、商業施設や家庭内での様々な用途に対応可能です。
使い道の広がり
「SIM262xMシリーズ」は様々なデバイスのモータ制御に最適です。エアコンのファンモータ、洗濯機のファンやポンプ、空気清浄機や扇風機など、幅広い製品に対応できるユニバーサル入力仕様となっています。
今後もこの製品はますます進化し、家電製品に求められる機能や性能を引き上げていくことが期待されます。
会社概要
サンケン電気株式会社は、埼玉県新座市に本社を置く電子部品およびデバイスの製造販売を専門とする企業です。1946年に設立された同社は、常に技術革新を追求しており、業界のリーダーとしての役割を果たしています。公式ウェブサイトには、今回の新製品を含む様々な情報が掲載されています。詳しくは、
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