Colt、米株式市場への接続拡大 - NYSE、NASDAQ、OPRAへのアクセス提供開始
Colt、米株式市場への接続拡大 - NYSE、NASDAQ、OPRAへのアクセス提供開始
グローバルなデジタル・インフラストラクチャ企業であるColtは、金融市場データ・ソリューションを世界最大の証券取引所であるニューヨーク証券取引所(NYSE)とNASDAQ(National Association of Securities Dealers Automated Quotations)、及びOPRA(Options Price Reporting Authority)に拡大することを発表しました。
これにより、Coltの顧客は、世界最大の証券取引所からの生のデータフィードにアクセス可能になります。これは、Coltが事業を展開する市場のお客様にとって大きな利点となります。
Coltは、すでにシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)、シカゴ商品取引所(CBOT)、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)、及びニューヨーク商品取引所(COMEX)を含む、CMEグループ傘下の米国の主要取引所に顧客を接続する実績があります。今回の拡大により、Coltは米国でのプレゼンスをさらに強化し、金融市場における地位を確固たるものにすることを目指しています。
今回のプロジェクトでは、膨大な量のデータ処理を可能にするために、Coltは米国インフラの強化に多額の投資を行いました。これにより、グローバルネットワークに安全で中断のない超低遅延の市場データフィードを確実に配信できるようになりました。
Coltは、クラウドベースのマルチキャスト・データ・サービス、「Colt Market Data in the Cloud」を提供しています。このサービスは、顧客のオンプレミス環境へのデータ配信だけでなく、変換されていない生のマルチキャスト市場データをAmazon Web Services(AWS)を通じて企業に配信することも可能です。
Coltは、ニューヨークに新たな接続拠点(POP)を追加し、既存のバックボーンとインフラを100Gbps対応にアップグレードしました。これにより、顧客は米国取引所からの大量のデータを処理する為の必要な帯域幅と速度を確保することが出来ます。
このプロジェクトは、2024年末までに完全に稼働する予定です。
Coltの金融市場向けソリューション
Coltの金融市場向けソリューションは、世界中に32,000棟以上のオンネットビル、1100ヶ所以上のデータセンター、数百ヶ所のデータネットワーク接続ポイントに分散された、Coltの強力なデジタル・インフラストラクチャにより支えられています。Coltは、市場のニーズに応える柔軟性と俊敏性を備え、世界中で市場をリードする地位を確保する為に、接続サービスの強化を続けています。
Coltについて
Coltは、顧客企業のビジネスを成功に導く、「想像を超えたつながり(Extraordinary Connections)」を提供する、グローバルなデジタル・インフラ提供企業です。Coltは、世界40カ国、80オフィスに従業員6,000人を抱える企業となっています。Coltの顧客は、ヨーロッパ、アジア、中東、アフリカ、北米最大のビジネス拠点にまたがる230都市32,000の商用ビル、50以上のメトロポリタン・エリア・ネットワーク、250以上のPoP(アクセスポイント)を接続する広範なデジタル・インフラストラクチャから恩恵を得ています。
Coltは、最も財務健全性の高い企業の一つであり、業界を牽引する優れた顧客体験の提供に注力しています。
今回の発表は、Coltが金融市場における地位をさらに強化し、世界中の市場参加者に選ばれるベンダーとなることを目指すものであり、今後の動向が注目されます。
会社情報
- 会社名
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Coltテクノロジーサービス株式会社
- 住所
- 電話番号
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