北九州銀行と三陽が対馬市の魅力を引き出す寄付事業を開始

対馬市の新たな魅力発信プロジェクト

対馬市は、その独自の生態系や美しい自然に恵まれ、訪れる人々にその魅力を伝えてきました。しかし、さらなる観光客の流入を促進するためには、地域の魅力をより多くの人に知ってもらう必要があります。そこで、株式会社北九州銀行と株式会社三陽が協力し、対馬市の交流人口を拡大するための新たな寄付事業を始めました。

寄付概要

この寄付事業は、株式会社三陽が北九州銀行の寄附型私募債制度を活用して行われています。寄付金額は600,000円で、対馬市のあそうベイパークの再整備に充てられます。このプロジェクトは、来島者が自然やアウトドアアクティビティを楽しむことができる空間を提供し、さらに対州馬との触れ合いを通じて、対馬市への興味を深めてもらうことを目的としています。

企業の思い

北九州銀行の赤坂門支店では、2019年から寄附型私募債の取り扱いを開始し、地域貢献への取り組みを続けています。支店長の安部雅博氏は、「地域の豊かな未来を共創する」という使命の元、この寄付を通じて対馬市の魅力を広める一助になれることを嬉しく思っています。また、地域やお客様のニーズに応えるためのサービスの多様化にも取り組んでいく意向を示しています。

一方、株式会社三陽は、設立からおよそ30年の歴史を持つ水産業の企業で、漁業や水産加工を行っています。代表取締役社長の長谷幸一郎氏は、「未来を見つめた新たな水産に挑戦！」というモットーのもと、地域に貢献することを目指しています。今回の寄付を通じて、対馬の漁業に資することができることを光栄に思い、地域への思いを語っています。

プロジェクトの展望

あそうベイパークの魅力再整備プロジェクトは、対馬市の自然と生態系を楽しむための新たな拠点を提供するだけでなく、地域の交流人口を増やすことにも寄与することが期待されています。新たな遊びや体験を通じて、訪れた人々が対馬の魅力を再発見し、リピーターを増やすきっかけとなるでしょう。観光業の活性化は地域経済の発展にも繋がります。

さらに、地元での新しい体験として、海興水産から提供される新鮮なアジフライが「三陽食堂」で味わえることも大きな魅力です。このように、食を通じても地域の良さを堪能してもらう取り組みが進められています。