サラヤとSMFLが提案する新しい食品冷凍システム
サラヤ株式会社と三井住友ファイナンス&リース株式会社(SMFL)は、2024年8月から急速液体凍結機「ラピッドフリーザー」と真空脱気包装機「シュットマン」を利用した新しいSDGsリース『みらい2030®』の取り扱いを開始します。このリースは寄付型で、製品の使用を通じて寄付活動も行います。
食品業界に変革をもたらす技術
「ラピッドフリーザー」は、食品をマイナス30℃のアルコールブライン液に浸すことで、食材と調理品を新鮮な状態で冷凍保存します。これにより、食品の品質が保たれ、無駄な資源を削減することが可能に。さらに、「シュットマン」は熱い食品を即座に包装でき、冷却時間の短縮によって作業効率が向上します。空気に触れる時間が短くなることで、細菌汚染のリスクも軽減され、衛生的な保存が実現します。
SDGsリース『みらい2030®』の理念
この新しい取り組みにおいては、認定NPO法人ウォーターエイドジャパンへの寄付が行われます。この団体は、清潔な水とトイレの利用を全ての人々に提供することを目指しており、サラヤの寄付を通じて、より良い衛生環境の実現に寄与することが期待されています。
サラヤの持続可能な未来への取り組み
サラヤは、設立以来「衛生」「環境」「健康」を事業の基盤にしており、これらの取り組みを一層強化していく考えです。また、一般家庭から業務用まで幅広い製品を提供しながら、持続可能な社会の実現に向けた企業活動を続けています。それにより、地球の豊かさと人々の健康に寄与することを目指しています。
SMFLのSDGs経営の目指す姿
一方、SMFLも「SDGs経営で未来に選ばれる企業」を企業理念の一つに掲げ、環境やコミュニティ、働きがいを中心にした活動を展開しています。SDGs達成を支援するさまざまなサービスを提供し、持続可能な社会の構築に貢献する姿勢を強化しています。これらの取り組みを通じて、企業の価値と社会への影響を高めていくことが期待されます。
おわりに
サラヤとSMFLの共同プロジェクトは、食品業界における革新をもたらすだけでなく、同時に社会的にも意義のある寄付活動を通じて持続可能な未来を築くことを目的としています。今後の進展に注目が集まります。