フジクラの「藤倉学園製品即売会」が開催
株式会社フジクラは、12月18日と19日の2日間、木場本社で年2回の「藤倉学園製品即売会」を開きました。この即売会は、フジクラグループのCSR活動の一環として行われ、毎年6月と12月に開催されています。
藤倉学園の歴史
「藤倉学園」は、日本における知的障がい者支援の先駆けとも言える施設で、1919年に創設者・藤倉善八の実弟、中内春吉によって設立されました。ここでは、知的障がいを持つ方々が社会で自立できるよう、様々な支援が行われています。フジクラグループにとっては、この学園が社会貢献活動の原点とされています。
特に東京都大島町の「大島藤倉学園」では、入所者の経済的自立を図るために、生活介護事業所「フジカフェ」が職業訓練を実施。フジクラは定期的に「フジカフェ」で製造されるお菓子の即売会を開催し、入所者の経済的自立を支援しています。
即売会の内容と成果
今回の即売会では、特産品を用いた明日葉や青とうがらしのパウンドケーキ、クッキーなどが販売され、10名の若手社員がその活動に携わりました。会場は多くの社員で賑わい、両日のイベントはわずか20分で完売。社員たちの団結と熱意が見えた瞬間でした。
また、即売会と共に実施された募金活動にも、多くの社員が参加し、藤倉学園への支援が行われました。参加者からは「即売会に参加することで、社会貢献につながることが嬉しい」との声も聞かれ、特にお菓子を購入した社員たちは「少しでも学園の助けになれれば」といった思いを語りました。
未来に向けた活動
フジクラ労働組合の青年女性委員会の協力を得て、この即売会は実施されました。フジクラグループは今後も募金や即売会、ボランティア活動を通じて、社会貢献活動の輪を広げていく予定です。「藤倉学園」への支援が続くことで、より多くの人々が自立を果たし、豊かに生活するサポートを行っていきます。回を重ねるごとに参加者の認識や理解が深まり、社会貢献の道は着実に広がっています。
このように、フジクラが織り成す社会貢献活動は、多くの社員の共感と参加を得て、今後も進化し続けていくでしょう。