東大発ファンド、セカンドクローズ
2024-07-10 15:48:14

東大発スタートアップ支援ファンド「ASAファンド」がセカンドクローズを実施!博報堂も参画し、更なる成長へ

東大発スタートアップ支援ファンド「ASAファンド」がセカンドクローズを実施!博報堂も参画し、更なる成長へ



東京大学と東京大学協創プラットフォーム開発株式会社(東大IPC)は、2024年に設立した「大学発スタートアップ等促進ファンド投資事業有限責任組合(ASAファンド)」のセカンドクローズを実施したことを発表しました。今回のセカンドクローズでは、東京大学に加え、株式会社博報堂が出資者として参画しました。

ASAファンドは、大学発のスタートアップに投資することで、日本の産業競争力の強化を目指しています。これまで、東大IPCは、大学発スタートアップへの投資やハンズオン支援を行ってきました。今回のセカンドクローズにより、ASAファンドは更なる規模拡大を実現し、より多くのスタートアップを支援できる体制を整えました。

グローバルなスタートアップ育成とエコシステムの連携・発展



ASAファンドは、グローバルに活躍するスタートアップの創出や裾野拡大、そして官民協働によるイノベーション支援を目標としています。今回のセカンドクローズでは、東京大学に加え、博報堂が参画することで、ASAファンドは更なるグローバル化を進めていきます。

博報堂は、インキュベーションビジネスの強化や産官学の協働推進を目指しており、ASAファンドとの連携を通じて、グローバルなスタートアップ育成を支援していきます。また、ASAファンドは、東京都や東急不動産とも連携し、世界に伍するグローバル・スタートアップの創出とエコシステムの形成を目指します。

大学発スタートアップを支援するONEカーボンニュートラル1号投資事業有限責任組合への出資も決定



ASAファンドは、ファーストクローズ以降、大学発スタートアップを支援するONE Innovators株式会社が運営する「ONEカーボンニュートラル1号投資事業有限責任組合」に出資することを決定しました。

ASAファンドは、今後も大学発スタートアップへの投資支援を続けるとともに、ディープテック・スタートアップを支援する新興VCの組成支援を通じて、日本のスタートアップ・エコシステム全体の強化に取り組んでいきます。

ASAファンドのコンセプト



ASAファンドは、以下のコンセプトに基づいて活動しています。

1. 大学発のスタートアップに投資する大学VCファンドへ出資
2. 国内エコシステム構築とグローバル化

ASAファンドは、大学発スタートアップに投資することで、日本の産業競争力の強化に貢献していきます。

東京大学協創プラットフォーム開発株式会社(東大IPC)について



東大IPCは、東京大学100%出資の子会社として2016年に設立されました。東大IPCは、大学発スタートアップの育成・支援を目的とし、これまで2つのファンド「協創1号ファンド」と「AOI1号ファンド」を通じて、国内外70社を超える大学関連のスタートアップへの投資を行ってきました。

また、人材支援や国内最大規模の起業支援プログラム「1stRound」の運営なども手がけています。東大IPCは、大学、企業、ベンチャーキャピタル、政府など幅広いステークホルダーと連携し、世界と肩を並べるスタートアップ創出を目指しています。

まとめ



ASAファンドは、セカンドクローズを通じて更なる規模拡大を実現し、博報堂の参画によりグローバルなスタートアップ育成を加速化させます。今後も、大学発スタートアップへの投資支援を続け、日本のスタートアップ・エコシステム全体の強化に貢献していく予定です。


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