リガクが発表した新たなナノスケールX線顕微鏡「CT Lab HR160」
リガク株式会社は、世界的なX線分析装置のリーダーであるExcillum ABとの共同開発によって、ナノスケールX線顕微鏡「CT Lab HR160」を発売しました。この顕微鏡は、特に電池や半導体デバイス、電子部品、先端材料の解析に特化しており、業界内での革新的な進歩を遂げています。
CT Lab HR160の特徴
高い性能と精度
CT Lab HR160は、リガクの先進的なX線CTイメージング技術とExcillumが開発したX線源「NanoTube N3」を融合させ、最大160キロボルトの管電圧を実現しました。この高い性能により、最大250ナノメートルの優れた空間分解能を提供し、従来のマイクロスケールCTシステムでは観察が難しかった微細な内部構造や欠陥を、非破壊で3次元的に観察することができるようになりました。
柔軟な撮影が可能
CT Lab HR160は、コーンビーム光学系を採用しており、X線発生装置や検出器を変更することなく、撮影範囲や分解能を調整可能です。この特性により、多様なサンプルに柔軟に対応できるとともに、研究環境での作業効率を向上させています。
業界への影響
電池や半導体デバイス、積層セラミックコンデンサ(MLCC)、パワーエレクトロニクスにおいては、高性能化、微細化、そして構造の複雑化が急速に進行しており、これに応じた精密な解析技術の需要が高まっています。CT Lab HR160は、これらのニーズに応えるための重要なツールとなることが期待されています。この顕微鏡を活用することで、高精度の内部構造評価が可能になり、開発期間の短縮や製品の品質向上にも寄与します。
先進技術の結集
リガクとExcillumの協力により誕生したこの顕微鏡は、ラボ環境における高度な解析をサポートし、業界内での競争力を高めることに貢献するでしょう。リガクは1951年の創業以来、先端的な分析技術を駆使して、136カ国以上の顧客にサービスを提供してきました。この新製品は、同社の革新の継続を象徴するものとなります。
結論
CT Lab HR160に関する詳細情報は、リガクの公式ウェブサイトにて確認できます。ぜひ最新の技術に触れて、先端の解析技術がどのようにあなたの研究やビジネスに役立つかを体験してください。リガクは、これからも「視るチカラで、世界を変える」ことを目指して進化し続けます。また、ExcillumもX線イノベーションの提供に注力しており、産業界の発展を支えています。