北日本銀行と業務提携、補助金クラウドによる新たな経営支援サービスを展開
株式会社Staywayが北日本銀行と業務提携を開始しました。この提携により、両社はトータルな補助金支援サービスを展開し、特に法人顧客を対象とした「補助金診断サービス」を提供します。
提携の背景
Staywayは、大阪市に本社を置く企業で、補助金クラウドサービスや補助金債権の早期資金化サービス「前ほじょくん」を展開しています。一方、北日本銀行は岩手県盛岡市に本社を持ち、地域の中堅・中小企業を中心に支援を行ってきました。両社が手を結ぶことにより、特に東北地方における補助金・助成金に関する支援が強化されることが期待されています。
補助金診断サービスの詳細
「補助金診断サービス」は、企業が活用可能な補助金や助成金をAIを用いて診断し、専門家との相談も可能です。このサービスは、業務提携の一環として提供され、北日本銀行のお客様に対して最適な補助金を診断し、さらには申請支援も行います。具体的な流れは以下の通りです。
1.
診断の実施: 24時間いつでも無料で補助金診断ができ、必要な補助金や助成金についての情報を得ることができます。
2.
専門家との相談: 診断結果に基づいて、公認会計士などの専門家に相談が可能です。具体的には、申請の要件を満たしているかどうかの確認等が行えます。
3.
申請支援: 相談の結果、申請を希望する場合は、Staywayと契約を結び、申請に向けたサポートが始まります。
このように一貫した支援が提供されることで、企業が補助金を利用しやすくなるだけでなく、効率的な経営支援が実現します。
中小企業の補助金ニーズ
近年、円安や物価高騰の影響が中堅・中小企業に及んでいることから、補助金ニーズは非常に高まっています。北日本銀行も、従来から補助金申請支援に力を入れてきたものの、特に新設された大規模成長投資補助金の支援においても成果を上げており、今回の提携を通じてさらにサービスを強化する意向です。
地域支援の展望
Staywayの代表取締役 佐藤淳氏は、「この提携が東北エリアでの当社の活動を大きく後押しすることを期待している」ともコメントしています。特に、地域の中堅・中小企業への高付加価値を提供することで、地方創生にも寄与したいとの意向を示しています。
補助金クラウドの紹介
「補助金クラウド」は、地域金融機関や士業、事業会社と連携し、中小企業向けのDX支援を行うサービスです。複雑な補助金情報を集約し、簡単にアクセシブルな形で提供することを目的としています。これにより、企業が公平な成長機会を享受できるようになることを目指しています。
ようやく北日本銀行と業務提携を結んだStaywayは、今後もこの役割を強化し、地域企業の経営課題解決に向けた取り組みを進めていくことでしょう。非接触のデジタルサービスが当たり前となった今、補助金支援がさらに進化していくことが期待されます。