アルフレッサ ヘルスケア株式会社とHaleonジャパン株式会社が締結した災害時連携協定について
2025年6月19日、アルフレッサ ヘルスケア株式会社(本社:東京都中央区)とHaleonジャパン株式会社(本社:東京都港区)は、災害時の支援体制を強化するための連携協定を締結しました。この協定の目的は、大規模な地震や自然災害が発生した際、迅速かつ円滑に避難所や物資の集積場所にオーラルケア製品や医薬品をお届けすることです。
背景と目的
災害発生時には、水不足やストレス、口腔ケアの機会減少により、口内の細菌が増殖し、特に高齢者は誤嚥性肺炎などのリスクが高まります。そのため、避難所でのオーラルケアが極めて重要となります。アルフレッサ ヘルスケアは、医薬品や健康に関連する商品を提供する企業として、社会インフラの一環を担い「安心」「安全」「誠実」をモットーに活動しています。
一方、Haleonジャパンは、グローバル企業Haleonの日本法人として、オーラルヘルスケア製品の製造・販売を行っており、信頼される商品の提供を通じて「もっと健康に、ずっと寄り添って」という理念を実現しています。
協定の内容
この連携協定では、災害発生時に行政機関や医療・歯科関連団体からの支援依頼に基づき、アルフレッサ ヘルスケアの物流拠点を活用してHaleonジャパン製品を迅速に被災地域に供給する体制を築きます。
具体的には、双方の連携を強化し、支援物資の納品に関して迅速かつ効果的な対応を図ることが目的です。Haleonジャパンが受けた支援依頼に対して、アルフレッサ ヘルスケアがその在庫を基に支援物資を提供するという流れが確立されることとなります。
連携の意義とコメント
アルフレッサ ヘルスケアの西田誠社長は、「私たちの経営理念は、誠心誠意、誠実に流通業の使命を果たし、社会に貢献することです。この協定により、被災地に迅速にオーラルケア製品を届ける体制を整え、社会的責任を果たしていきます」とコメントしました。
また、
Haleonジャパンの野上麻理社長は、「口腔の健康を維持することは特に高齢者にとって難しい課題であり、災害時こそ我々の製品が必要です。アルフレッサ ヘルスケアとの協力により、被災者の健康をサポートすることは我々の大切な使命です」と述べています。
まとめ
アルフレッサ ヘルスケアとHaleonジャパンの今回の協定は、災害時における医療サポート体制の新たな一歩として、多くの人々の命と健康を守るための重要な取り組みとなります。今後も両社が連携し、地域社会の安全を確保するための活動を進めていくことが期待されます。