真珠庵特別公開
2024-09-20 14:58:38

大徳寺塔頭「真珠庵」特別公開がスタート!歴史と現代アートの融合

歴史とアートが交錯する大徳寺塔頭「真珠庵」の特別公開



2024年9月20日、京都の大徳寺塔頭「真珠庵」が3年ぶりに特別公開を迎えました。このイベントは、京都の伝統文化をより深く体験できる貴重な機会となります。今回は、特に注目されるのが、17世紀の絵画『源氏物語図屏風』が初めて公開される点です。

大徳寺塔頭「真珠庵」について



「真珠庵」は、臨済宗大本山大徳寺の塔頭で、開祖は逸名でもある一休宗純和尚。延徳3年(1491)に堺の豪商、尾和宗臨によって創建されました。「真珠庵」は、一休和尚ゆかりの地として多くの参拝者に親しまれています。特に、紫式部の生誕地としても知られ、その名は“源氏物語”で永遠に記憶されています。

今年の特別公開の見どころ



特別公開の期間は2024年9月20日から12月8日まで、9:30から15:30までの間、見学が可能です。また、公共の場では初めて境内での写真撮影も許可されており、訪れる人々は思い出を形に残すことができます。

最も注目されるのが、当寺院における重要文化財である方丈の襖絵です。2018年に、約400年ぶりに新調されたこの襖絵は、著名なクリエイターたちによって描かれ、彼らの独特な視点が取り入れられています。参加したのは『釣りバカ日誌』で知られる漫画家の北見けんいち氏をはじめ、アニメ監督の山賀博之氏やゲーム業界のアートディレクター上国料勇氏など、様々な分野から集まった6名のクリエイターです。

特別展示『源氏物語図屏風』の魅力



今回、初めての公開となる『源氏物語図屏風』は、17世紀に制作されたもので、狩野派と土佐派の要素が巧みに融合した作品として評価されています。この作品では樹木の描写に繊細な筆使いが見られ、登場人物たちの表情豊かな描写が光ります。多くの来場者がこの特別展示に興味を示しています。

方丈東庭「七五三の庭」



方丈東庭は「七五三の庭」として名高く、国の名勝や史跡に指定されています。村田珠光が手掛けたこの庭は、一休宗純が禅に出会った歴史的な場所としても知られています。

アクセスと予約



特別公開の詳細や予約に関しては、株式会社京都春秋の公式ウェブサイトで確認できます。公開に際し、拝観料として大人2,000円、高校生1,000円、小中学生500円(保護者同伴)が必要です。事前予約を推奨します。特別公開を通じて、京都の深い文化と歴史を感じられるこの貴重な体験をぜひお見逃しなく!


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会社情報

会社名
株式会社京都春秋
住所
京都市中京区二条通東洞院西入仁王門町26-1御所南二条ビル3階
電話番号
075-231-6415

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