新たな風を吹き込む沖縄の地酒
最近、沖縄市役所で行われた報告会にて、琉球ゴールデンキングスとイオン琉球株式会社とのコラボレーションによる国産ワインの完成が発表されました。このワインは、愛知県東海市で育まれたぶどうを使用しており、国産100%のワインとして、琉球ゴールデンキングスの魅力を反映しています。
沖縄市と東海市の絆
このプロジェクトの背景には、沖縄市と愛知県東海市の姉妹都市提携があります。両都市は沖縄の日本復帰に向けた行政事務研修を通じて交流を開始し、2009年に正式に姉妹都市提携を結びました。これを受けて、イオン琉球はキングスとのコラボレーションを企画し、マスターソムリエの高野氏とともにワイン作りに取り組みました。
ホームタウンの魅力を伝える
イオン琉球の代表取締役社長、鯉渕豊太郎氏は、コラボのきっかけを振り返り、沖縄のワインの消費量の少なさに危機感を抱いていたことがプロジェクトのスタートだったと語っています。「栽培されるぶどうが愛知県東海市であることを聞き、すべてが繋がり、この運命的なコラボレーションが実現しました。」と高らかに述べていました。
3種類のワインの魅力
今回のコラボワインは、「ROUGE (赤)」、「BLANC (白)」、「ROSE (ロゼ)」の3種類が用意されています。全て無添加で仕上げられており、琉球ゴールデンキングスのファンやワイン愛好者たちにとってはたまらない一品です。
沖縄市の市長、花城大輔氏も、「このワインは多くの方に楽しみにされている。ラベルデザインには選手たちの魅力が表現されていることも注目ポイントです」とコメントしました。特に、東海市との交流は、中学生の親善交流やエイサーなど様々な形で行われており、今回のワイン製造を通じてその絆がさらに深まることを期待しています。
ワインお披露目会の成功
また、イオン琉球の冠試合である長崎ヴェルカ戦が開催された4月19日(土)には、ワインのお披露目会も行われ、多くの観客がその味わいを堪能しました。株式会社イオン琉球は創業50周年を迎えたことを祝し、さらなる発展を目指しています。
購入情報
このコラボワインは数量限定で、イオン那覇店、イオンスタイルライカム、イオン那覇店ネットスーパーなどで販売されています。価格は全種一律3,850円(税込)で、20歳未満の購入は制限されています。ワインを介して、沖縄市と愛知県東海市の美しい絆がさらなる形で広がることを期待しています。ぜひ、皆さんもこの素晴らしいワインを味わってみてください。