発電機と溶接機が融合したEENOUR初の新製品！静音で低燃費の「DK4600iW」登場

EENOURの新しい技術が詰まった発電機兼用溶接機「DK4600iW」

EENOUR（イーノウ）は、新たに発表された「DK4600iW」によって、発電機と溶接機を一つのユニットに統合した製品の販売を開始しました。この製品は、アウトドアでの利用や災害時の非常用電源としてのニーズに応えるため、設計されています。2025年11月28日の発売を予定しており、関心を集めています。

発電と溶接の便利さを兼ね備えた一台

「DK4600iW」は、3500Wの高出力を誇り、常に2つのACコンセントを装備しています。このため、複数の家電製品や作業機器を同時に使用することができ、特に現場作業においては非常に重宝されるでしょう。溶接電流は最大100Aに設定可能であり、アングルグラインダーや小型カッターなどの電動工具も同時に動かすことができます。特に、安定した溶接を求めるニーズに応えることで、多様な作業環境での適応が可能です。

高い溶接性能と長寿命設計

この溶接機は、MMA手溶接に対応し、電流調整範囲は30Aから120Aまでとなっています。酸性系や低水素系溶接棒も使用可能で、直径1.6mmから4.0mmの溶接棒に対応します。薄板や構造部材などさまざまな素材に安定した溶接を実現する性能も大きな魅力です。

また、エンジンには磁性オイルゲージが採用されており、運転中に発生する微細な金属粉を吸着することができます。これにより、エンジン内部の摩耗を抑制し、寿命を延ばすことが可能です。一般的なオイルゲージでは確認できない重要なポイントをカバーしています。

環境に配慮した低燃費設計

DK4600iWのもう一つの大きな特徴は、その低燃費です。160ccの小排気量エンジンを搭載しており、スムーズな運転と省エネルギーを実現します。7Lの大容量燃料タンクにより、100％負荷で約2.7時間、1/4負荷では最大8時間にわたって連続運転ができ、長時間の作業に適しています。

静音性能が際立つデザイン

他の発電溶接機と比較して、特に注目されるのはその静音性能です。一般的なモデルが騒音を外部に漏らしがちであるのに対し、「DK4600iW」は遮音綿と密閉型ボディを採用することで、59dBという静かな騒音を実現し、高出力を維持しながら快適な作業環境を提供します。

操作性と便利な設計

この製品は、操作性も重視されています。自動チョークが付いており、最適な吸気量を維持しつつスムーズな始動を可能にします。また、セルスターターやリコイルスターター、さらに遠隔リモートスタートにも対応しているため、使用環境に柔軟に適応できます。数値を一目で把握できる多機能デジタルメーターも装備され、運転状態を簡単に確認できる点も魅力です。

さらに、キャスターと折りたたみ式ハンドルを採用することで、本体の移動もスムーズに行えます。