美しき秋の泉涌寺
京都・東山にある「御寺(みてら)」泉涌寺は、静けさ溢れる場所です。ここでは秋になると御座所庭園が紅葉に染まり、黄金や朱に色づく木々が訪れる人々の心を和ませます。澄んだ大気の中で、静謐な美しさを感じることができるこの寺院は、心の落ち着きを提供してくれます。
楊貴妃観音像とその魅力
泉涌寺に所蔵されている楊貴妃観音像は、1230年に湛海律師によって南宋から持ち帰られたとされています。この観音像は約800年間その美しい彩色を保ち続けており、丁寧に込められた祈りの心が今も生き続けています。その優雅な姿は、見た目の美しさに留まらず、「心の在り方」や「生き方そのものの美」を映し出しています。多くの女性たちに愛され続ける理由はここにあります。
新たな授与品のご案内
この秋、泉涌寺では楊貴妃観音像にまつわる新たな授与品を提供しています。これらの品々は、日常生活に静かな彩りを加え、「美しく生きること」への祈りを込めたお守りとして役立ちます。
楊貴妃観音お‘美’くじ
楊貴妃観音お‘美’くじは、泉涌寺の僧侶が力を込めて書いた「美」を象徴する漢字が授かるおみくじです。“凛”“綾”“碧”など、気品と自然の美が感じられる30種類の文字から選んで、自身の心を映し出すでしょう。陰陽五行を意識した5色の散華型カードに包まれ、このおみくじは持つ人の心を優しく照らします。
楊貴妃観音御朱印帳
楊貴妃観音御朱印帳は、スマートフォンをかざすことで、重要文化財に指定された楊貴妃観音像を3Dで鑑賞できます。伝統と最新テクノロジーが交わる、新しい時代の祈りのスタイルを体験できる一品です。
手鏡御守
楊貴妃観音手鏡御守は、観音像が持つ宝相華をモチーフに、京織物で仕立てた手鏡です。この鏡には心身美麗祈願の内符が込められており、持つことでその願いが心の中に宿ります。
御座所庭園の紅葉
泉涌寺の名庭、御座所庭園。ここでは歴代天皇もこの美しい庭を鑑賞しました。特に、朝の光に照らされる紅葉は、黄金や深紅に輝き、訪れる人を魅了します。日中は多くの参拝者で賑わうため、早朝の静寂の中で、観音像の前で手を合わせ、心を静める時間を過ごすことをおすすめします。
秋季限定の特別朱印
特に秋の訪れとともに頒布される特別御朱印『楊貴妃観音 心身美麗』は、びわ色の紙に楊貴妃観音が持つ「宝相華」と、彼女が好んだ「ライチ」を描いた一枚です。この拝観記念は、ぜひお受け取りください。
泉涌寺の由緒
泉涌寺は四条天皇以来、皇室の菩提所として長い歴史を持つ寺院です。江戸時代以降、歴代天皇や皇后の陵墓が境内に設けられ、「御寺」という名で親しまれています。2026年には開山俊芿律師の八百年の御遠忌を迎える予定です。
拝観情報
拝観には大人500円、子供300円(小・中学生)が必要です。特別拝観は大人500円です。拝観時間は3月から11月までが9:00〜16:30(閉門17:00)、12月から2月までは9:00〜16:00(閉門16:30)です。参拝者は、是非前もって調べてからお越しください。
アクセスはJR・近鉄、地下鉄「京都駅」からタクシーで約10分。JR奈良線・京阪電車「東福寺駅」下車徒歩20分、あるいは阪神高速「鴨川西出口」から車で約10分です。住所は京都市東山区泉涌寺山内町27、電話は075-561-1551です。行事などにより、拝観できない場合もあるため、注意が必要です。