国家戦略住宅整備事業「THE YOKOHAMA FRONT」の通信環境整備
通信インフラのシェアリングを手掛けるJTOWERが、神奈川県横浜市に位置する「THE YOKOHAMA FRONT」において、通信環境の整備を行うことを発表しました。「THE YOKOHAMA FRONT」は、地上43階建ての高層ビルで、横浜駅に直結しており、日本初の国家戦略住宅整備事業に認定された施設です。これは、国際的な都市機能を強化し、様々な業種の交流やビジネスの拠点となるべく、設計された大型の複合施設であります。
このプロジェクトは、交流拠点「Vlag yokohama」や459戸のレジデンス、ホテル・サービスアパートメント、商業施設と多岐にわたる機能を持ちます。JTOWERは、この複合的な施設の通信環境整備を、数多くの携帯キャリアの通信設備を一本化した屋内インフラシェアリング・ソリューションにより実施しました。
インフラシェアリングについて
インフラシェアリングとは、複数の携帯キャリアがそれぞれ整備していたネットワーク設備を共同で利用する仕組みです。これにより、設備や運用コストが削減され、効率的な整備が実現します。環境への配慮も可能で、省スペースや省エネルギー化が進むため、持続可能な開発にも寄与することが期待されています。
JTOWERの実績
JTOWERは、屋内インフラシェアリングの商用サービスを2014年から提供しており、商業施設やオフィスビル、病院、行政施設において多くの導入実績を誇ります。現在、574件以上の物件への導入が確認されています。さらに、2020年には5G対応の共用装置の開発を完了し、急速に通信分野における体制を強化しています。
「THE YOKOHAMA FRONT」における通信環境の整備は、利用者に対する更なる顧客体験価値の向上に寄与することでしょう。
未来への貢献
今後も、JTOWERはインフラシェアリングの第一人者として、培った技術を活かし、社会のデジタル化に貢献する目標を果たし続けます。この取り組みは、国際都市としての横浜の機能を強化し、多様な交流の場を提供することにつながります。日本から世界に向けた最先端のインフラシェアリングの実現に向け、JTOWERは邁進していきます。