大谷翔平選手を描いた壁画が青山に登場!
2025年8月29日、東京都青山に新たなアートが生まれました。ミューラルアートカンパニー「OVER ALLs」による、大谷翔平選手の壁画がトーキョーミューラルスクエアにお目見えしました。この作品は、2025年の8月27日、日本時間に749日ぶりに先発投手として勝利を挙げた彼の一瞬の表情を捉えたもので、降板後に見せた感情豊かな姿が描かれています。
壁画の背景と制作意図
壁画の制作背景には、大谷選手が見せた感動的な表情があります。この瞬間は多くの人々の心に響き、SNSでは「感動した」「素敵な表情だ」といったコメントが多数寄せられました。壁画はその感情を象徴的に表現することで、街を歩く人々に感動を共有し、挑戦する力を与えることを目指しています。
「私たちが外苑前交差点で壁画を描く意味は、こうした一瞬を人々に伝えることにあります。」とOVER ALLsの代表、赤澤岳人さんは語ります。このエリアを訪れる人々は、ただのアートではなく、スポーツの心や感情が込められた作品に触れることができるのです。
壁画の詳細
作品概要
作品名:第12弾「大谷の目にも涙?」
制作場所:トーキョーミューラルスクエア(東京都港区南青山2-26-35 OVER ALLs本社外壁)
完成日:2025年8月29日
トーキョーミューラルスクエアは、今後も「アートを用いた報道」として、社会の重要なトピックや話題の人物をテーマにしたミューラルを描き続けます。これはNYのタイムズスクエアのように、街がメディアになることを意識したプロジェクトなのです。
過去の壁画作品
これまでにも、トーキョーミューラルスクエアでは様々な著名人の壁画が描かれてきました。
第2弾:トランプ大統領の壁画(2024年11月制作)
第4弾:漫画家鳥山明先生の壁画(2024年12月制作)
第7弾:タモリさんの壁画(2025年3月制作)
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第10弾:小泉進次郎さんの壁画(2025年6月制作)
壁画の未来とアーティストについて
今回の壁画は、OVER ALLsの代表、赤澤岳人氏が企画・プロデュースを行い、メインアーティストは「ART BATTLE JAPAN 2018」のチャンピオンである画家、山本勇気氏が担当しています。赤澤氏は、作品制作にあたって依頼者の背景や歴史を徹底的に調査し、インタビューを行うことで、深い理解を持った作品を生み出しています。
彼らの代表作には、エスコンフィールドHOKKAIDOに描かれたダルビッシュ有投手と大谷翔平選手の壁画や、東日本大震災からの再生をテーマにした福島・双葉町の住民を描いた壁画群が含まれています。
最後に
トーキョーミューラルスクエアの壁画は、街の風景の一部となりつつあるだけでなく、訪れる人々に感動を与えています。このプロジェクトを通じて、大谷選手の熱い想いと共に、アートが人々をつなぐ力が再確認されています。今後も彼らの取り組みに注目が集まります。