不動産投資クラウドファンディングの新しい形
最近、LAETOLI株式会社が運営する不動産投資クラウドファンディングサービス「COZUCHI」について、興味深いニュースが入ってきました。なんと、2025年11月末時点で運用した114件、約961億円のファンドがすべて、元本毀損なしで運用終了したというのです。これは、多くの投資家にとって勇気づけられる結果と言えるでしょう。
COZUCHIとは?
COZUCHIは、不動産特定共同事業法に基づく不動産投資型のクラウドファンディングサービスです。インターネットを通じて、少額からでも不動産に投資できる仕組みを提供しています。具体的には、さまざまな投資家から資金を募り、その資金を用いて不動産の取得・運用を行い、得られた利益を各投資家に分配する形を取っています。
元本毀損を防ぐ仕組み
「なぜCOZUCHIは元本割れを防げるのか?」それにはいくつかの要因があります。まず、COZUCHIが取り扱う物件は、比較的低価格で取得できるものが多く、これが元本毀損を防ぐ一因とされています。市場に出回らないような、権利関係が複雑な物件や、老朽化している物件を廉価で取得し、そこからフィージビリティを生み出すというアプローチが功を奏しています。
また、COZUCHIでは物件の厳しい審査が行われています。事業者からの物件提案には、厳しく網をかけて評価されるため、ファンドとして承認される物件は限られています。特に収益性については綿密な調査が行われ、万が一計画通りに運用できない場合でも他のシナリオを考慮するなど多角的なアプローチがとられます。
リスク管理の工夫
優先劣後構造を取り入れた投資家保護策や、マスターリース契約を通じて空室リスクを軽減するなど、COZUCHIのリスクマネジメントは綿密です。この優先劣後構造とは、投資家の元本が全額毀損するまで、劣後出資部分でリスクをカバーする仕組みで、これにより投資家の資金を最大限保護します。
COZUCHIの今までの歩み
これまでに、COZUCHIは総ファンド数140件、累計投資額約1,201億円という実績があります。元本毀損が一度もないという信頼性は、今後の事業展開においても大きな強みとなることでしょう。
文化と地域の価値を守る
COZUCHIの目指すところは単なる不動産投資ではありません。不動産から新しいエコノミーを創造し、文化や人々を育て、地域の発展に寄与することです。価値は目に見えないものであり、それを最大限に引き出す仕組みを提供することで、持続可能な社会の実現を目指しています。
結論
COZUCHIが示した特異な運用成果は、単なる運の良さではなく、仕組みや運用方法の賜物です。将来的には、さらなる投資家へのリターンを提供しつつ、地域と文化を大切にした事業展開が期待されています。
お問い合わせ
運営会社であるLAETOLI株式会社について知りたい方は、公式サイトをご覧ください。所在地は東京都港区で、代表取締役の武藤弥氏が舵を取っています。
LAETOLI株式会社 公式サイト
電話番号:03-6721-1401
ファックス:03-6721-1402
設立は1999年5月、資本金は1億円です。投資に関心がある方は、ぜひ一度チェックしてみてください。