新潟の魅力を引き出すAI「KAORIUM for Sake」
新潟県が銀座に設立する「銀座・新潟情報館 THE NIIGATA」が、2024年8月8日にオープンします。この場所では、ソムリエAI「KAORIUM for Sake」が導入され、来館者に新潟の日本酒の魅力を伝えます。
1. ソムリエAIとは
「KAORIUM for Sake」は、SCENTMATIC株式会社が開発した最新のAIソフトウェアで、1万以上の日本酒のデータを解析し、ユーザーの嗅覚や味覚に基づいて最適な日本酒を提案します。このAIは、嗅覚のデジタライゼーションを通じ、消費者が「癒やされたい」や「気合を入れたい」といった気分に合ったお酒を選べるようサポートします。
2. 銀座・新潟情報館 THE NIIGATAの特徴
この新たな情報拠点では、新潟の日本酒を中心に、地域の魅力を発信します。物販スペースでは新潟清酒に特化した試飲コーナーが設けられ、30~40種類の日本酒を楽しむことができます。AIが来館者の好みに合わせたお酒を提案し、新潟酒の新しい楽しみ方を体験できます。
3. AI導入の意義
この取り組みは、新潟県の日本酒文化を広めるための重要な一歩です。ソムリエAIは、これまで経験と感性を基にしていた選酒を、より多くの人に提供することを可能にします。AIが導き出すお酒の組み合わせは、消費者にとって新たな発見や楽しみを提供し、直接店舗での魅力的な購入体験を創出します。
4. 多言語対応でインバウンド需要に対応
AIシステムは、2024年1月にリリースされた多言語版を導入しています。デバイスで日本語と英語を切り替えることができるため、国内外の観光客にもアクセスしやすく、インバウンドの需要を見込んでいます。
5. 「KAORIUM for Sake」で新たな味覚体験
「KAORIUM for Sake」を利用すると、日本酒の風味が理解しやすくなるだけでなく、それを通じて新たな味覚体験が得られます。香りを感じながら果敢に新潟の日本酒を探求することで、個々の感性が高まることを目指します。
新潟の日本酒文化がAIによって進化し、訪れる人々に新たな発見をもたらす「銀座・新潟情報館 THE NIIGATA」のオープンに、ぜひご期待ください。