新たな挑戦が始まる!
9月から34名の大企業人材が、22社のスタートアップで新プロジェクトに挑むことが発表されました。この取り組みは、株式会社ローンディールが提供する社外兼務型研修プログラム「side project」の第7期に関連しています。ここでは特に、このプログラムの目的や内容、さらには参加者が得られる経験について詳しく探っていきます。
side projectとは?
「side project」は大企業の社員をスタートアップに派遣し、業務時間の20%を活用して新たなプロジェクトに取り組む仕組みを提供します。このプログラムの目的は二つ。第一に、大企業人材の育成と組織の活性化。第二に、大企業の知見やリソースを活かしてスタートアップの成長を支援することです。
第7期では、11社の大企業がこのプログラムに参加しており、34名の人材が新たなプロジェクトに携わることが決定されています。従来のビジネス環境から一歩踏み出し、スタートアップでの経験を積むことで、参加者は新たな視点や知識を獲得することが期待されています。
参加企業とプロジェクトの概要
今回のプログラムには新たに5社(SOMPOクレジット、SOMPOワランティ、SOMPOヘルスサポート、ハウス食品グループ本社他1社)が加わり、継続して6社が参加しています。これにより、合計で42名の人材がこのプログラムに参画します。そのうち34名が22社のスタートアップとのマッチングに成功し、2025年の9月から3か月間のプロジェクトに参加します。
第7期の特色あるプロジェクト
1.
次世代技術・AIの活用
参加者はAI信号機や宇宙データ解析基盤の構築など、先進的な技術を用いるプロジェクトに関与し、実践的な事業開発スキルを習得します。
2.
デジタル経営変革の実践
経営ダッシュボードや業務システム設計を実際に行い、データ駆動型の意思決定システムを構築します。これによりデジタル活用による経営変革方法を身につけます。
3.
新市場開拓への挑戦
未開拓市場での事業立ち上げや顧客開拓、提携契約の締結など、事業拡大に向けた多様な挑戦が待ち受けています。参加者はその中で迅速な意思決定の環境を体験しながら、事業成長を促進します。
組織文化の進化を目指して
本プログラムを通じて、企業は社員の挑戦や自律性を促進し、異なる価値観や知見、能力を活用した組織づくりを目指しています。この試みを通じて「創造」と「変革」に取り組む人材を育成し、イノベーションの創出を加速させることが期待されています。
今後の展望
ローンディールは今後も「side project」を通じてより多くの人材が流動的に活躍できる場を提供し、個人のキャリア自律を促進します。また、産業全体のダイナミズムを推進し、さらなる成長を追求することを目指しています。
8期参加企業の募集について
2026年の1月から3月の間に参画する企業を現在募集中です。興味のある方はぜひ、公式ウェブサイトをご覧ください。
参考情報
株式会社ローンディールは、「越境」をコンセプトに人材育成やイノベーション創出を目指しています。これまでに多数の受賞歴があり、多くの企業での導入実績を持つ注目の企業です。