能登の新拠点
2025-07-16 16:06:23

能登半島・狼煙町に新たな交流スポット「みんなの家」が誕生!

新たな交流拠点「狼煙のみんなの家」



2025年7月、能登半島の最奥地、石川県珠洲市の狼煙町に「狼煙のみんなの家」が登場しました。このプロジェクトは、震災後の地域の復興やコミュニティの再構築を目的に始まりました。開所式には地域住民や関係者が集まり、伝統芸能や共に振る舞われた料理を楽しむ中で、地域の人々が未来に向けて団結し、支え合う姿が印象的でした。

狼煙町の魅力とは?


狼煙町は、築142年の歴史を持つ禄剛埼灯台のふもとに位置し、海に面した美しい町です。50世帯約100人が住むこの小さな町は、これまで多くの移住者を受け入れ、震災後も地域コミュニティの活動が活発に行われてきました。例えば、住民自らが将来のビジョンについて話し合うワークショップを開くことで、地域の絆を深めてきました。

「みんなの家」プロジェクトについて


「みんなの家」は、2011年の東日本大震災を受けて始まった被災地のための憩いの場を作るプロジェクトです。全国で数多くの「みんなの家」が建設され、多くの人々に利用されています。このたびの狼煙町にできた「みんなの家」は、地域の特性を生かしたデザインが特徴です。黒瓦や能登提灯、下見板張りを取り入れることで、能登らしさを持ちながらも地区住民が集える集会所としての機能を持たせています。

施設の主な特徴


「狼煙のみんなの家」には、食堂と居酒屋が併設され、地域の料理を楽しめるスペースが設けられています。また、キッズスペースもあり、子ども連れの家族でも安心して訪れることができます。さらに、防災拠点としての役割も果たし、太陽光発電や浄水機、防災用具の保管施設を完備しています。

竣工式の様子


2025年7月の竣工式には、石川県副知事や珠洲市長が出席し、祝辞が述べられました。地域住民や関係者による「馬緤キリコ太鼓」のパフォーマンスは、肉体的な伝承の一環としても重要です。さらに、料理を振る舞う「第1回みんなの食堂」の試食会では、地域の味を堪能した来賓たちが、喜びを共有していました。

瓦の再利用活動


地域の伝統素材を生かしたプロジェクトとして、2025年3月には「瓦バンク」と連携し、倒壊した家屋からの瓦再利用が行われました。約7000枚の瓦が集められ、その3000枚が「狼煙のみんなの家」に使用されています。この取り組みは地域の復興活動としても重要で、全体の環境意識を高める一助となっています。

まとめ



「狼煙のみんなの家」が竣工したことで、地域の人々が集まり交流する新たな場が提供されました。持続可能な地域づくりを推進し、住民同士のつながりを深め、未来へのコミュニティを形成する重要な拠点として、今後も発展していくことでしょう。能登半島の自然や文化が堪能できるこの場所は、多くの人にとっての魅力的なスポットになること間違いありません。


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