ポケモンと伝統工芸の出会い
株式会社真多呂(東京都台東区)が手がける「江戸木目込人形 ツタージャ」が、2024年11月5日より発売されます。この新作は、ポケモンの中でも特に人気の高いキャラクターを、280年以上の伝統を誇る江戸木目込人形の技法を用いて表現したものです。販売は真多呂人形会館および公式ウェブサイト(
真多呂人形公式サイト)で行われます。
ツタージャとは?
ツタージャは、くさタイプのポケモンとして知られており、その愛らしい姿と独特のキャラクター性から、多くのファンに親しまれています。真多呂人形では、この愛らしいツタージャの特徴を丹念に再現しました。本作は、柔らかく優美な木目込み人形の表現力を活かしながら、ツタージャの魅力を余すところなく表現しています。
特に、ツタージャの独特の表情や葉っぱのしっぽなど、細部にわたるディテールに強いこだわりを持っています。木目込人形独自の温かみを与えるために、ひとつひとつのパーツに対して手作業で仕上げられています。
伝統工芸の美しさ
江戸木目込人形は、江戸時代の元文年間から受け継がれてきた技術で、250年以上の歴史があります。真多呂人形は、大正8年(1919年)に創立されて以来、この伝統技法の正統な継承者として認識されています。この技法では、桐塑で作成された人形の表面に衣装や模様が手作業で施され、布地が丁寧に木目に埋め込まれます。
スペックと販売情報
今回の「江戸木目込人形 ツタージャ」は、価格19,800円(税込)で、サイズは幅15cm、奥行12cm、高さ16cmというコンパクトで扱いやすいサイズです。また、ツタージャ本体に加えて、飾台や屏風、作札がセットになっています。
この作品は、ポケモンファンはもちろん、伝統工芸に興味を持つ方々にも喜ばれるアイテムです。木目込人形という伝統的な工芸品が、新たな命を吹き込まれ、現代に生き続ける姿を目にすることができます。
まとめ
株式会社真多呂が発表した「江戸木目込人形 ツタージャ」は、伝統工芸と現代ポップカルチャーの融合ともいえる一品です。販売は真多呂人形会館で行われており、詳細は公式サイトで確認できます。これからの季節、特別な贈り物や自分自身へのご褒美として、ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。