Z世代のヘルスケアに関する調査結果
株式会社MERYが運営するメディア「MERY」は、22年7月にZ世代(15歳から30歳)のヘルスケアに関する意識や行動を知るためのアンケート調査を実施しました。約1,000名を対象に、メンタルヘルスや運動習慣、睡眠についての実態が明らかになりました。
メンタルヘルスへの配慮
調査結果によると、Z世代の多くがメンタルヘルスに対する意識は持ちながらも、実際には「特に何もしていない」と回答した人が45.8%と最も多くを占めました。具体的なケアの方法としては、18%が「推し活」を挙げ、他に「友人・家族に話す」13.6%、そして「運動する」13.5%という結果でした。このように、若者たちは「推し」による心理的支えを大切にしていることがわかります。
さらに8.4%の若者が「AIに話す」と回答し、AIが友人や家族に次ぐ存在としてメンタルケアに利用されている現状が浮かび上がりました。デジタル化が進む中で、AIはただの健康管理にとどまらず、心の拠り所としても着目されていると言えます。
運動と健康管理アプリの利用状況
健康管理に関する別の質問では、約9.4%のZ世代がスマートウォッチやアプリを利用しているとの回答でした。全体のかなりの割合がこのようなテクノロジーを使用していないため、デジタル機器を取り入れた健康管理は依然として広がりを見せていません。
実際、AIを健康管理に利用しているのは約6.2%という結果が出ており、AIの役割はまだ限定的ですが、特に献立や運動メニュー、メンタルケアの領域での活用が期待されています。
運動習慣と睡眠の実態
運動に関する調査結果では、過半数の51.5%が「週30分未満」であることが示されました。運動の目的は「なんとなく」が39%と最も多く、次いで「運動不足解消」や「体型維持」が続きます。この傾向から、若年層の運動習慣が不十分であることが懸念されます。
睡眠についての検討でも、62.6%が「特に何もしていない」と答え、睡眠改善への試みがされていないことがわかりました。睡眠時間は「7時間程度」が最も多いものの、改善策が講じられていないのが現状です。
朝食とサプリメント利用の現状
調査によると、朝食を「週の半分以上食べない」と回答したのは約26.3%でした。また、サプリメントを利用しているのは約10.9%と、依然として健康に対する意識が低い結果が出ています。
わかる新たな健康意識
今回の調査が示すのは、Z世代がメンタルヘルスに対する関心を深めている一方で、具体的行動はあまり見られないことです。 デジタルツールの活用が進んでいない点や、生活習慣に改善の余地があることも浮き彫りになりました。
今後は、Z世代のニーズに応じたヘルスケアサービスや技術が求められ、この世代ならではの健康意識の変化を促す動きが期待されます。また、MERYでは、Z世代に焦点を当てたオンライン座談会なども定期的に実施しており、リアルな声を集めることで、更なる理解を深めています。
まとめ
Z世代のヘルスケアに関する調査は、推しとの関係性や AIの相談役としての役割が重要視されていることを示しています。今後のライフスタイルにどのように寄り添えるかが、ヘルスケアの発展にかかっています。
参考リンク