持続可能な森林実現を目指す株式会社森未来、資金調達を完了

持続可能な森林実現を目指す企業の挑戦

株式会社森未来（本社：東京都港区、代表取締役：浅野純平）は、持続可能な森林作りをミッションに掲げ、第三者割当増資により、約2.6億円の資金を調達しました。この資金の流入により、既存の投資家に加えて新規で国内の社会課題に関心の高い投資家も株主として加わり、未来の森林増進に寄与することを目指します。

資金調達を通じて目指すビジョン

森未来は、自社のプラットフォーム「eTREE」をさらに発展させ、「All Wood Platform」の実現に向けた明確なビジョンを持っています。このプラットフォームは、木材に関するあらゆる情報を集約したポータルサイトとして進化を続けており、利用者の多様なニーズに応えることを意図しています。

代表取締役の浅野氏は新たに株主として参加したJPインベストメント、アグリビジネス投資育成、SMBCベンチャーキャピタルの各社が、森林・林業における課題に深い興味を示していることを強調しました。

持続可能な森林の現状と課題

持続可能な森林の実現は、1964年の林業基本法制定以来の国のテーマでもあります。しかし、現状は一向に改善されず、森林が持続可能に管理されているとは言えない厳しい状況です。今回の資金調達が、その状況を改善するための新たな道筋となることが期待されます。

新たな取り組みと応援の声

また、森林・林業分野からは、森未来が進める取り組みに対する賛同の声も上がっています。速水林業の代表、速水亨氏は、森未来の挑戦が国内の木材流通をシンプルにし、持続可能性を高めることに期待を寄せており、サイプレス・スナダヤの砂田雄太郎氏も、非住宅向けのCLT利用拡大が「Sustainable Forest」との共通目標であると語っています。

未来に向けたイベントと仲間募集

資金調達を記念したイベントも計画されており、林業スタートアップの代表者たちが集い、業界の現状や未来の可能性について語る貴重な機会が設けられます。このイベントは、森林・林業に興味がある方々にとって、有益な情報が得られる貴重な機会となることでしょう。

さらに、森未来は森林問題に取り組む仲間を募集中で、営業やプロダクトマネジメントなど、多様な職種での採用活動が行われています。持続可能な森林の未来を共に切り開く仲間として、この理念に共感する方々の参加を期待します。

会社概要

株式会社森未来は、2016年に設立され、先進的なアプローチで森林問題に取り組むITビジネスを展開しています。自社プラットフォーム「eTREE」は、木材に関するデータベースとして成長を続けています。また、今後も持続可能な森林づくりに向けた具体的な連携を強化し、持続可能な社会の実現を目指して邁進します。