米国人事管理局がオラクルと連携し人材管理を革新
米国人事管理局がオラクルと契約し人材管理システムを近代化
2026年6月19日、テキサス州オースティンにて、米国人事管理局(OPM)は新たにオラクルとの間で、連邦政府職員全体を対象とした人材管理システムの近代化契約(約3億9,580万ドル)を発表しました。この契約により、分散していた100以上のシステムを統一し、OPMが進める「Federal HR 2.0」イニシアチブの一環として、新しいプラットフォームを構築することが目指されます。
分断されたシステムの現状
従来、連邦政府の人材管理は、十分に統合されていないシステムの上に成り立っていました。これにより、職員の採用や退職において重複する作業が発生し、データの不整合も目立っていました。その結果、処理の遅延やコストの増加が問題となっていました。OPMはこの新たなクラウド・プラットフォームを導入することにより、業務の効率性やセキュリティを向上させ、納税者にとって負担を90%以上削減できる見込みです。
新プラットフォーム「Oracle Fusion Cloud HCM」の導入
新しい人材管理プラットフォームに採用される「Oracle Fusion Cloud HCM」は、AIを駆使した安全なFedRAMP認可を受けた人事プラットフォームです。このプラットフォームは、約200万人の文官職員に向けて、職位管理、人事発令記録、職員分析、セルフサービス機能を網羅し、給与や退職、福利厚生システムと統合されます。これにより、職員の業務経験の向上が期待できます。
OPMの局長スコット・クポー氏のコメント
米国人事管理局のスコット・クポー局長は、「連邦政府の人事インフラは分断されているため、各機関が効率的にサービスを提供することが困難である」と述べています。また、各官庁の意見を反映させた評価プロセスを経て、Oracle Cloud HCMの導入決定に至ったことを強調しました。「この統合は、相互運用性を向上させ、より効果的かつ透明性の高い人事の提供につながる」と期待を寄せています。
キム・リンチ氏の見解
オラクルの政府・防衛・インテリジェンス担当エグゼクティブ・バイスプレジデントであるキム・リンチ氏は、「OPMとの連携を通じて、連邦政府の人事業務を効果的に統合し、迅速な意思決定を支援することに誇りを感じている」と述べ、最新の職員エクスペリエンスを提供するための取り組みを強化していく意向を示しました。
Oracle Fusion Cloud Applicationsについて
オラクルは、業務を迅速に実行し、賢明な意思決定を促進するために、AI機能が組み込まれた統合クラウド・アプリケーション・スイート「Oracle Fusion Cloud Applications」を提供しています。これには、財務・オペレーション管理や人材管理、製造関連のアプリケーションが含まれ、サプライチェーンと顧客体験の向上が目指されています。
新しいシステムの導入により、米国政府の人事機能がどのように進化するのか、その将来に期待が寄せられます。
会社情報
- 会社名
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日本オラクル株式会社
- 住所
- 東京都港区北青山2-5-8オラクル青山センター
- 電話番号
-
03-6834-6666