OptoComb MPV登場
2024-10-02 04:14:30

新たな振動解析技術『OptoComb MPV』が開発、2024年受注開始

新たな振動測定機器『OptoComb MPV』の紹介



株式会社OptoCombは、光コムレーザ技術を活用した新しい非接触式完全同期型多点振動計『OptoComb MPV』を開発しました。この製品は、2024年10月1日から受注を開始します。これにより、回転体や大型ワークの振動測定に対するアプローチが大きく変わると期待されています。

『OptoComb MPV』の特徴



『OptoComb MPV』は、従来の測定方法では難しかった最先端の振動解析を可能にします。最大52チャンネルでの多点振動測定により、全体的な変位や振動を一度に捉えることができます。これまで測定が難しかった回転体や大型機械への適用が強みで、電動機や発電機など様々な機器の非接触式検査にも対応しています。

さらに、本機は異常振動や共振点の解析、周波数解析、モード解析を実現するためにAIを用いたビッグデータ解析技術も搭載しており、新たな解析の可能性を切り拓きます。

対象市場と利用例



この技術は多岐にわたる産業に応用可能です。例えば、旋盤やマシニング機などの加工機における回転体の測定、橋梁や高速道路の振動分析、さらにはディスクブレーキやヘリコプターのローターなど多様な振動体の解析が行えます。

2つの構成タイプ



『OptoComb MPV』は、2つの異なるタイプが用意されています。一括照射ヘッドタイプは高感度で広範囲をカバーし、もう一つの自由レイアウトタイプは異なる配置で最大30チャンネルの同時測定が可能です。これにより、測定環境や目的に応じた柔軟な使い方ができます。

期待される影響



OptoCombは、2005年にノーベル賞を受賞したレーザ技術の応用を通じて、今後も市場に革新的な製品を提供し続けることを目指しています。この技術の導入により、振動の測定精度が飛躍的に向上し、多くの産業における安全性や効率の向上に寄与するものと期待されています。未来の産業用計測器としての『OptoComb MPV』の展開に目が離せません。

会社情報



株式会社OptoCombは、東京都墨田区に本社を置き、光コムレーザを基盤にした様々な計測及び検査ソリューションを開発・提供しています。今後も独自の技術を用いた新製品の展開に挑戦し、さまざまな社会的な課題の解決に貢献していく所存です。


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会社情報

会社名
株式会社OptoComb
住所
東京都墨田区業平1-1-9隅田ロジックスA棟4階
電話番号
03-6380-9807

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