KADOKAWAとSlackの関係
2019-12-20 11:01:43
KADOKAWAグループがSlackを導入し、コミュニケーション進化を目指す
KADOKAWAグループ、Slack導入で新たなコミュニケーション時代へ
KADOKAWA Connectedが、KADOKAWAグループ全体でSlackの導入を決定し、社内コミュニケーションの改善に向けた取り組みが始まりました。これにより、組織内での情報伝達が迅速化し、業務の効率性が向上すると期待されています。
KADOKAWA Connectedとは
KADOKAWA Connectedは、高い生産性を実現するためのICTサービスを提供し、組織の働き方改革をサポートする企業です。日本の文化を基盤に、様々な業界でのデジタルトランスフォーメーション(DX)を進めています。今回のSlack導入は、その一環として位置づけられています。
Slack導入の目的
KADOKAWAグループでは、Slackを導入することで、社内のコミュニケーションを統一し、各グループ間やベンダーとのやりとりをスムーズに実施することを目指しています。この施策は、組織内部の情報共有の効率化と生産性の向上に寄与することが期待されています。
KADOKAWA Connectedの「カスタマーサクセス部」では、社内におけるICTツールの理解向上に向けた活動を行っており、勉強会や「ICTツール徹底活用マンガ」などを通じて、社員のICTリテラシーの向上を図っています。これにより、DXの重要性を多様な切り口で伝えることができるようになり、全社員がデジタルツールを身近に感じられるよう配慮されています。
効果的な情報共有
Slackを使用することで、情報の伝達スピードが向上し、連絡の正確性が高まりました。特に、ノーベル化学賞を受賞した吉野彰氏の「ロウソクの科学」をテーマにしたスピーチが話題になった際には、Slack上でのコラボレーションが迅速に行われ、通常10営業日かかる重版製造から発送までがわずか2営業日で実現した事例が報告されています。これは、Slackが提供するリアルタイムのコミュニケーションツールとしての強みを示しています。
今後の取り組み
引き続き、KADOKAWA ConnectedはSlackの利用を全社的に拡大していく方針です。また、所沢市に建設中の「ところざわキャンパス」では、SmartCity研究所を立ち上げ、新たなプロジェクトの一環としてSlackを活用した革新的なソリューションの開発に取り組む予定です。
CEOのコメント
KADOKAWA Connectedの代表取締役社長、各務茂雄氏は、Slack導入の意義について次のように述べています。「従来のコミュニケーション文化をデジタルツールに切り替え、紙や電話に代わって自由でオープンな情報共有を行うことが、グループ間のシナジーを最大化する鍵であると考えています。」
このような中で、KADOKAWAグループは今後もITツールの導入による改革を続け、働く環境の進化を目指していくでしょう。KADOKAWAとSlackの関係が、どのように新たなビジネスチャンスを生み出すのか、今後の展開が期待されます。
会社情報
- 会社名
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株式会社 KADOKAWA Connected
- 住所
- 東京都千代田区富士見2-13-3
- 電話番号
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