新潟から生まれたサステナブルな暖かさ
新潟県南魚沼市に拠点を持つ株式会社accosとガーゼ服専門店のaoが手を組み、サステナブルで心地よい天然カイロを開発しました。この商品は、廃棄されるはずの米ぬかと洋服作りで生じるハギレ布を使い、環境に優しい素材を追求しています。2023年8月の先行販売を経て、一般販売は同年8月30日から開始。aoの店舗およびオンラインストアでの販売は、2023年10月中旬頃を予定しています。
コラボの背景
このカイロの開発は、共通の理念を持つ新潟発のブランド同士のコラボレーションから生まれました。新潟伊勢丹内にある「NIIGATA越品」を通じて、地域の特色を生かした商品が誕生。米ぬかは、魚沼産のコシヒカリから取り出されたもので、未利用資源として廃棄されることが多いものです。これに加えて、caoのハギレでカバーを作ることで、使い捨てカイロからの廃棄物を削減し、持続可能な社会の実現に貢献しています。
特徴と使用方法
このカイロは、放射線セシウム検査をクリアした国産の米ぬかと玄米を使用し、安心して使える製品です。この特殊なカイロは、電子レンジで1〜2分温めると、約20〜30分もの間しっとりとした温もりを提供し、心まで和らげてくれる香りを放ちます。また、冷蔵庫で冷やせばアイスパッドとしても活用可能。約2年間繰り返し使えるため、環境にも配慮されています。
商品情報
以下は、販売される各種商品についての詳細です。
- - アイカイロ/アイピロー 米ぬか玄米カイロ(よもぎ)カバー付 価格:3,080円(税込) 色展開:イチゴ(ブルー)、ジャガード(オフホワイト)、チェック(ブラック×ホワイト)、ストライプ(ホワイト×ブルー)
- - 首・肩用 米ぬか玄米カイロ(よもぎ)カバー付 価格:4,290円(税込) 色展開:同上
- - 大判 米ぬか玄米カイロ(よもぎ)カバー付 価格:3,630円(税込) 色展開:同上
これらの商品は、2022年10月に発売された米ぬかカイロシリーズの新作として展開され、昨年のコレクションも引き続き販売されています。
企業の背景
株式会社accosは、新潟県南魚沼市で健康なよもぎと魚沼産コシヒカリを使用したカイロの製造販売を行っています。同社は環境問題の軽減に取り組むだけでなく、身体を温めることで未病や温活に役立つ製品を提供し、今後も持続可能なものづくりを推進していく考えです。
一方、aoは「洗いざらしのよさを感じるガーゼ服」をテーマにしたブランドで、国内の生産にこだわりながら高品質な作品を世に送り出しています。直営店を持つだけでなく、卸販売やOEM事業も展開し、多様なアイテムを提供しています。
総括
新潟から発信されるこのカイロは、温かさだけでなく、環境にも配慮した持続可能性を兼ね備えています。心地よい触り心地と優しい香り、さらに地域の資源を生かしたこの新作カイロは、日々の生活に温もりをもたらしてくれることでしょう。