コスタリカでのAIセミナー
2025-07-29 11:04:40

新潟発のAI企業がコスタリカでオンラインセミナーを開催し、将来を見据えた教育と実務の連携を探る

新潟発のAI企業がコスタリカでオンラインセミナーを開催



新潟市中央区に拠点を置くにいがたAIビジネス株式会社は、コーポレートGPTと共に、コスタリカ国立技術大学(UTN)で2025年7月にオンラインAIセミナーを開催しました。このイベントは、在コスタリカ日本国大使館やJICAコスタリカ支所の後援を受け、多くの中米諸国から300名以上の応募を集めました。

セミナーの概要とテーマ



セミナーは2日間の構成で行われ、初日は学生を対象に「生成AIとキャリア形成」に関する講演が行われました。AIの急速な進展に伴い、学生たちは今後のキャリア形成において生成AIが果たす役割について具体的な示唆を得ました。参加した学生からは、「AIがどのように発展しているのかがよく理解でき、地方における応用にも触れられたことで、非常に興味深い内容だった」という感想が寄せられ、教員からも「良い活用法を学べた」との高評価をいただきました。

2日目には企業向けのセミナーが開催され、中米から参加した企業関係者がAIの最新動向や日本の中小企業での導入成功事例について学びました。ここでは、AIを導入する際の言語化力や業務理解力の重要性が強調され、多くの参加者に共感を呼び起こしました。

質疑応答での高い関心



両日とも多くの質問が寄せられ、特にAIの実務活用や教育の観点からの関心が高いことが示されました。参加者と講師陣の間での双方向コミュニケーションが促進され、現地でのAI導入に関するニーズがより深く理解できる機会となりました。

学生・教員・企業それぞれの視点



セミナーに参加した学生の約80%が日常的にAIを利用しており、約78%が今後AI関連の学習を希望していることがアンケートから明らかになりました。また、教員はAIの活用を積極的に進めながらも、教育倫理に対する意識も高く、正確な情報提供やプライバシーの保護に対する懸念が浮かび上がりました。企業側では、事業上の課題を解決するために生成AIに期待を寄せつつも、知識やスキルの不足が最大の障壁であるとの認識が強いことが分かりました。

AI導入と欧米のデジタル政策



コスタリカは中米地域でのデジタル改革を推進しており、G7広島サミット「広島AIプロセス」への参加や日本の総務省との覚書締結など、国際的なAIガバナンスに取り組んでいます。今回のセミナーはこのような背景の中で実施され、国際的な連携の重要性も再確認されました。

関係者のコメント



にいがたAIビジネス株式会社の代表取締役大竹崇仁氏は、コスタリカでの経験を通じて、日本と中米のAI導入に関する共通の課題や関心が見えてきたと述べ、「地方からのグローバルな挑戦」を目指す姿勢を強調しました。一方、コーポレートGPTの照山浩由氏も、AIを活用した多様性ある未来の実現に向けた企業の責任を再認識し、引き続き社会課題解決への貢献を目指す意向を示しました。

今後の展望



にいがたAIビジネスとコーポレートGPTは、今回のセミナーを契機に生成AIに関する知見やユースケースを国際的に共有していく予定です。今後もコスタリカ及び中米地域との連携を深め、持続可能なAI共生社会の構築に向けて取り組んでいく所存です。

この取り組みは、新潟から発信されるだけでなく、国際的なAIの発展と利用拡大に寄与することが期待されています。


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会社情報

会社名
にいがたAIビジネス株式会社
住所
新潟県新潟市中央区本町通七番町1098-1WORKWITH3F
電話番号

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