田んぼプロジェクトの魅力
2025-12-11 11:23:31

スパイスファクトリーが取り組む田んぼプロジェクトの全貌と社会貢献

スパイスファクトリーが取り組む田んぼプロジェクトの全貌と社会貢献



田んぼプロジェクトの誕生の背景


デジタル・トランスフォーメーション(DX)を支援するスパイスファクトリー株式会社が、2025年に開催される国際生物多様性の日に合わせ、埼玉県さいたま市の地域共創プロジェクト『塚本郷Re農vation』に参加しました。このプロジェクトは、社員と地元農家が協力して約1,500㎡の田んぼでお米を育て、収穫したお米を地域社会に還元する活動です。スパイスファクトリーは、社員自らが田植えから精米に至るまでの一連の作業を手掛け、合計480kgの「にじのきらめき」という品種のお米を収穫しました。

このお米は健康経営の一環として社員に配布されるほか、こども食堂や若者支援のNPO法人への寄付も行われています。

プロジェクトの輪を広げる取り組み


塚本郷Re農vationでは、社員ボランティアが田植えや稲刈り体験を行い、農業を通じた地域交流を深めています。また、収穫米は社内イベントの「全社カレーランチ会」で使われ、社員同士のコミュニケーションを促すとともに、育てたお米を通じて地域への貢献を実感する機会となっています。

地域社会における食の不安を支える活動


近年、貧困率の高まりから子どもたちの食の不安が深刻化しています。厚生労働省の調査によると、17歳以下の子どもに対する貧困率は11.5%に達し、特に一人親家庭では44.5%と際立っています。12月の冬休み期間は学校給食も停止され、家庭の食負担が増す中、スパイスファクトリーの食料支援活動は地域の生活基盤を支える重要な役割を果たしています。

若者たちを支援する取り組み


認定NPO法人D×Pの理事長今井紀明氏は、食費の高騰から十分な食事をとれない若者の状況を憂慮し、スパイスファクトリーが寄付したお米が大きな支えになると述べています。このお米は食の不安を抱える子どもや若者たちに届けられ、安心して未来を見つめる環境を提供する一助とされています。

こども食堂への支援


また、スパイスファクトリーが寄付したお米は東京都荒川区内のこども食堂にも届けられます。学生団体であるS.A.L. OIKOS projectの代表である古川陽登氏は、限られた資源の中で質の高い食事を提供する努力の大切さを強調し、お米を受け取る子どもたちに「ただいまと迎え入れられる居場所」を与えることの重要性を訴えています。

田んぼプロジェクトの未来


スパイスファクトリーは、田んぼプロジェクトを通じて『自然とともに生きる』という営みを再発見し、持続可能な社会への道を模索しています。地域の農業の再生と自然環境の保護を目指し、今後も地域や次世代とのつながりを広げていくことに力を入れていくことでしょう。この活動は、ただの農業活動を超え、地域社会とつながるための大切な一歩となっています。

このように、スパイスファクトリーの田んぼプロジェクトは、社員の手で育てたお米を地域に還元しながら、社会問題の解決へ寄与しているのです。未来に向けた希望の循環は、地域の人々と共にあると信じています。


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会社情報

会社名
スパイスファクトリー株式会社
住所
東京都港区台場2丁目3−1トレードピアお台場20F南
電話番号
03-6667-0387

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