Vita Craftが欧州展開を決定
老舗の調理器具ブランドである"Vita Craft(ビタクラフト)"が、この度、欧州への展開を開始しました。この展開は、日本を代表する企業、株式会社三栄コーポレーションが主導しています。三栄コーポレーションの欧州拠点として知られるドイツ三栄㈲が、ビタクラフトジャパン㈱との協力により、幅広い営業活動を行うことになりました。
Vita Craftの歴史と理念
"Vita Craft"は、1939年に米国で創業されました。当時は宇宙工学からインスパイアを受けた技術を基に、ステンレスとアルミニウムを組み合わせた革新的な調理器具を開発しました。このブランドの核となる理念は『家族の健康は家庭料理で守る』というもので、製品は熟練した職人によって長年の技術で仕上げられています。1976年に日本市場に上陸して以降、ビタクラフトは日本の技術を取り入れ、さらなる発展を遂げています。今では、家庭の食卓を支えるブランドとしても高く評価されています。
欧州での新たな挑戦
三栄コーポレーションは、日本国内での成功を踏まえ、2023年より新潟県燕市の金属加工サプライヤーとの提携を強化。同年は日本の一流金属加工業者とパートナーシップを結び、欧州市場へのアプローチを進めてきました。新たにビタクラフトの商品を取り扱うことで、同社の優れた製品群を欧州の顧客に紹介することができます。
特に注目されるのは、2026年2月にドイツ・フランクフルトで開催される国際見本市「Ambiente(アンビエンテ)」での発表です。ここでVita Craftの製品が広く紹介される予定です。このような大規模なイベントに出展することで、新しい市場への浸透を図ることが期待されています。
中期経営計画と企業理念
三栄コーポレーションは、中期経営計画「SANYEI 2025」を進めており、海外売上拡大を成長戦略の一環としています。この計画の中で、ビタクラフトの取り組みは非常に重要な位置を占めています。特に、「くらしに、良いものを。」という企業スローガンのもと、顧客に価値ある商品を提供することを目指しています。また、「随縁の思想」という理念の下、出会った人々が協力し合い、共に成長していくことを大切にしています。
未来に向けて
ビタクラフトの欧州展開は、単に商品を販売するだけでなく、ブランドの理念や品質を広めることも目的としています。今後の展開に期待が寄せられており、健康を重視した調理器具がどのように欧州市場で受け入れられるのか、その動向に注目です。三栄コーポレーションは、これからも国内外でのビジネスを積極的に展開していくことで、新たな可能性を切り拓いていく考えです。