阿波おどりの未来
2023-06-17 19:02:55

400年続く徳島の伝統『阿波おどり』がクラウドファンディングで新たな未来を拓く!

日本初の試み「阿波おどり一口祭主」始動



徳島の「阿波おどり」は、400年以上の歴史を誇る伝統的な祭りですが、近年、運営面での課題や新型コロナウイルスの影響で、多くの試練に直面しています。阿波おどりの累積赤字はなんと4億3,600万円に達し、その美しい伝統の裏には、存続の危機が潜んでいます。この現状を打破し、新たなスタートを切るために、「阿波おどり未来支援委員会」が新たに立ち上がりました。

徳島の祭り文化を守る新たな取り組み



この肌合いの変化を受けて、今春、「阿波おどり一口祭主」が東京で初めて導入され、同時にクラウドファンディングが開始されました。これは、全国の阿波おどり愛好者が自らを祭主として位置づけ、運営を支える仕組みです。全国から支援を求める背景には、地域に根ざした本物の文化が未来に繋がれるような新たな支援の形を確立しようという思いがあります。

クラウドファンディングの目的と概要



このクラウドファンディングは、2023年6月17日から8月16日まで実施され、その目標金額は200万円です。参加者は支援に応じて「祭主証」を受け取り、デジタル証明書も用意されるなど、参加者の名前が公式サイトで公表されます。このように、各支援者のサポートがストレートにお祭りの運営に結びつく仕組みとなっています。

祭りの未来を一緒に支える



「一口祭主」の制度には様々なリターンプランが用意されており、シルバー、ゴールド、ブロンズのランクに応じて、特製のデジタル証明書や、お礼のメッセージ、特設サイトへの名前の掲載といった特典が得られます。法人や個人に違いはあるものの、すべての支援によって阿波おどりがより豊かな形で存続し、地域社会とその歴史が強く結びつくことを目指しています。

このように広く参加を呼びかけているのは、内藤佐和子市長をはじめとする多くのインフルエンサーたちも盛り上げ役として関与しており、その輪は全国的に広がっています。

参与する人々の思い



支援の拡大に当たっては、リーダーシップを取るインフルエンサーたちの役割が大きいです。「宮迫連 powered by インフルエンサー万博」の宮迫博之さんは、「自分にできることを精一杯楽しんでやっていきたい。皆さんと共に阿波おどりを体験し、その魅力を広めよう」と言及しています。また、各界からのコメントも寄せられ、徳島と阿波おどりの魅力を全国に伝える大事な機会として注目されています。

伝統の再生を目指して



「阿波おどり未来支援委員会」は、地域の伝統文化を保護し、次世代に伝える重要な取り組みを行っており、これまで培われた関係者や踊り手へのサポートを重視しています。このクラウドファンディングを通じて、地域から世界へと阿波おどりの魅力が発信されていくことを期待してやみません。オフに催される「インフルエンサー万博」にも注目が集まっており、今後の展開も楽しみです。お祭りの再生と活性化に向けた皆さんの応援が、阿波おどりという文化を支えます。ぜひ、活動に参加し、一緒に未来を築いていきましょう!

会社情報

会社名
阿波おどり未来支援委員会
住所
東京都港区赤坂8-5-40ベガサス青山B棟7F
電話番号

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。