東京大学とSPLYZAがタッグを組んだ共同研究
株式会社SPLYZAは、東京大学医学部附属病院整形外科・脊椎外科と2026年3月17日付で共同研究契約を締結しました。この研究では、SPLYZAが提供するAIを活用した「SPLYZA Motion」というマーカーレス3D動作解析アプリを用いて、運動器疾患に関する新しい動作解析技術の開発を目指します。
研究背景
日本において、要介護の主な原因として「運動器疾患」が挙げられており、特に変形性股関節症はその影響が大きい疾患です。この疾患は、歩行や立ち上がり動作に深刻な影響を及ぼし、多くの患者さんの生活の質(QOL)を厳しく低下させています。しかし、従来の臨床現場では、評価方法が限られており、目視や特定方向からの撮影に依存していました。これでは、骨盤の複雑な動きや歩行時の左右差を正確に数値化することが難しかったのです。
そこで、この共同研究では、「SPLYZA Motion」のAI解析技術を活用し、運動器疾患を患う患者の特性に応じた撮影プロトコルを設計し、計測精度の向上を図ります。この新しいアプローチにより、患者の動作をより精密に把握し、医療の質を向上させることが期待されています。
東京大学医学部附属病院の概要
東京大学医学部附属病院は、1858年に設立された歴史ある医療機関です。近代医学教育の発展を支え、160年以上もの間、医療技術の進歩に寄与してきました。同病院では、臨床医学の発展と医療人の育成を目指し、患者に最適な医療を提供することを理念とし、診療や研究、教育に取り組んでいます。
SPLYZA Motionについて
SPLYZA MotionはAIを利用したマーカーレス3D動作解析アプリで、2022年にサービスを開始しました。2026年4月現在、教育機関や医療機関などで約200以上の導入実績があります。このアプリは、患者さんの動作を高精度で解析することを可能にし、運動療法やリハビリテーションに新たな価値を提供しています。
SPLYZAの会社情報
SPLYZAの公式サイトでは、株式会社SPLYZAの概要や最新の研究開発情報を提供しています。静岡県浜松市に本社を構え、代表取締役の土井寛之氏が運営しています。
この研究が進む中で、運動器疾患に対する解析技術がどのように進化していくのか、今後の動向に注目です。