浜松委托運送が新たな物流センターを2025年に開設！

浜松委托運送、2025年に新物流センターを開設

静岡県浜松市に本社を構える浜松委托運送株式会社は、2025年10月に新しい物流センターの開設を発表しました。この新型物流センターは、当然ながら現代の物流業界が直面している複数の重大な課題にうまく応えることを目的としています。

近年、特に関東エリアでは保税や冷凍・冷蔵・低温倉庫の不足が目立ち、生産と出荷のシステムに支障をきたしています。その上、輸出入を行うための通関倉庫と個人向け通販倉庫が別々なため、このことが物流コストの増加を招いています。また、2024年問題の影響により関東から関西への配送のリードタイムも延びており、これらの問題を一手に解決するのが浜松の新物流センターです。

多機能型のハイブリッド保税倉庫

新物流センターでは、ハイブリッド保税倉庫の導入が決まっており、輸出入の通関から個人向け通販まで、すべてを一つの拠点で果たすことが可能となっています。これにより、倉庫間での移動が不要となり、コストの削減と納期の短縮が実現します。

マルチ温度帯への対応

この拠点では、低温、冷蔵、さらには－20℃以下の冷凍倉庫まで対応可能です。これにより、食品や飲料、健康食品、さらにはお酒などの幅広い商品を取り扱うことができます。

ECモールとの連携

さらに、主要なECモールである楽天、Yahoo!、Amazonへのラベル出荷にも対応しており、土日出荷も行えるため、関係企業にとって非常に利便性の高い物流拠点となるでしょう。

効果的な導入実績

顧客の成功事例によると、従来の出荷能力がなんと1日あたり1,000件から4,000件に拡大したといいます。さらに、誤出荷もほとんどゼロに抑えられるようになりました。このセンターの立地は浜松の中心部にあるため、関東と関西の中間地点としても注目を集めており、輸送リードタイムの短縮、コスト削減、生産性の向上に寄与します。