新たなエコシステムを形成する日本財団ソーシャルイノベーションフォーラム特別企画
日本の社会課題解決に向けて、ビジネスの手法を取り入れた「ソーシャルベンチャー」が注目を集めています。これまでのボランティアやNPOが中心だった取り組みから、ソーシャルベンチャーが新たな形のイノベーションを生み出し、持続的に課題解決に貢献する姿勢が求められています。特に、以前は行政が行っていた役割においても、民間のアイデアや手法が効果を発揮する時代が来ています。
イベント概要
このような背景を受け、2019年11月30日(土)に東京国際フォーラムで開催されるのが、「新たなエコシステムのカタチとは」というテーマの日本財団ソーシャルイノベーションフォーラム特別企画です。設立されたこのフォーラムでは、多様な視点からソーシャルベンチャーの成長や持続可能な社会の実現に向けた議論が行われます。
日時・場所
- - 日時: 2019年11月30日(土)16:00~18:00
- - 場所: 東京国際フォーラム 7階ホールB7
(東京都千代田区丸の内3-5-1)
参加方法
参加希望者は公式ウェブサイトからチケットを購入することができます。価格は3日間券が3,000円、1日券が1,000円、学生割引3日券が1,000円です。この特別企画は、11月29日から12月1日まで開催される「日本財団主催ソーシャルイノベーションフォーラム2019」のプログラムとして実施されます。
プログラムの内容
特別企画は3つのパネルに分かれており、それぞれ異なる視点からソーシャルベンチャーの未来を探ります。
パネル1: 企業×イノベーション
このセッションでは「ユニコーン企業」ではなく「ゼブラ企業」を目指す社会的企業のあり方について考察します。急成長が求められるユニコーン企業とは異なり、ゼブラ企業は社会的価値を生み出しながら持続的に成長することを目指します。登壇者には、Zebras Unite社の共同創設者であるAniyia L. Williams氏や、株式会社AsMamaの甲田恵子氏などが名を連ねます。
パネル2: ファイナンス×イノベーション
日本のソーシャルセクターは助成金や寄付から、投資や融資といった新たな資金調達手法を取り入れつつあります。このセッションでは、新時代に必要とされる革新的な資金調達手法の具体例を見据え、様々な立場から意見を交わします。各界の専門家が集まり、成功するための資金調達方法を模索します。
パネル3: 行政×イノベーション
行政が従来担っており、新たに民間のソーシャルビジネスが入ってきている分野についての議論が行われます。特に成果連動型のモデルを用いることでソーシャルベンチャーがどのように行政と連携できるか、また、公共サービスの新たな提供形態について考えます。登壇者には内閣府の専門家や会社経営者が参加します。
まとめ
この特別企画は、ソーシャルイノベーションを実現するために欠かせない新たなエコシステムを育むきっかけとなるでしょう。我々が直面している社会問題に対する関心の高まりと、革新的な解決策を見出す努力が期待される中、ぜひこのフォーラムへ参加して新たな視点を得てください。
公式HPをチェックし、興味がある方はぜひチケットを手に入れてください。