日本電気硝子、国際女性デー記念カンファレンスでの取り組み
2025年3月8日、国際女性デーを記念するカンファレンスがインドのアッサム州カジランガで開催され、日本電気硝子株式会社(以下、NEG)がその場に参加しました。このカンファレンスは、All India Glass Manufacturer’s Federation(AIGMF)が主催し、世界各国のガラス業界関係者が集まり、「ガラス製造における女性の活躍」について議論を深める重要なイベントです。
女性の活躍を推進する場での発表
同カンファレンスにおいて、日本電気硝子のガラス繊維事業本部営業部の宇野敬代が登壇し、「持続可能なガラス製造に向けた取り組み」についてプレゼンテーションを行いました。具体的には、カーボンニュートラルに貢献するための最先端技術として、酸素燃焼、水素燃料および電気溶融技術などを紹介しました。これらの技術は、環境負荷を低減し、持続可能なガラス産業の実現に寄与するものです。
また、宇野のプレゼンに加え、プロセス技術本部長の金谷仁や製造技術部の岩坪喜雄(溶融技術アドバイザー)も参加し、持続可能なガラス産業の未来についての議論を交わしました。このように、NEGは企業としての責任感を持ちながら、環境意識を高めるための努力を続けています。
多様性を重視した議論と意見交換
カンファレンスには、世界各地から80名以上の参加者が集まり、サステナビリティやダイバーシティ推進に関する広範なテーマの議論が行われました。特に、インド、インドネシア、日本、米国、ウガンダの女性スピーカーが発表を行い、ガラス業界における女性の挑戦や成功事例、今後の展望について意見を交わしました。彼女たちの言葉は、業界全体の持続可能な発展に向けた強いメッセージとなりました。
今後の展望
日本電気硝子は、カーボンニュートラルの実現に向けた技術開発を継続し、持続可能な社会の構築に貢献することを明言しています。自社のサステナビリティへの取り組みは、幅広い分野で評価されており、今後も新しい機能を持つ特殊ガラスの開発に期待が寄せられています。
日本電気硝子の特殊ガラスは、半導体やディスプレイ、自動車、電子機器、医療、エネルギーといった多様な分野で活用されており、その技術と歴史が根付いた企業として、さらに成長を続けることでしょう。
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会社概要
日本電気硝子株式会社は1949年に設立され、滋賀県大津市に本社を置く特殊ガラスの世界トップクラスメーカーです。70年以上の歴史の中で培われた技術は、産業の最先端から日常生活に至るまで幅広く利用されています。出展企業としてのパフォーマンスやイノベーションを通じて、今後も変わらぬ信頼を築いていくことでしょう。
- - 会社名: 日本電気硝子株式会社
- - 本社所在地: 〒520-8639 滋賀県大津市晴嵐二丁目7番1号
- - 代表者: 代表取締役 社長 岸本 暁
- - 設立年月: 1949年12月
- - 公式サイト: NEGホームページ