花王が新リース会計基準対応のSaaS「ProPlus+」を導入
株式会社プロシップが提供する新しいリース会計基準に対応したSaaSソリューション「ProPlus+」が、花王株式会社に採用されました。この新システムの導入は、2024年12月23日を予定しており、花王は国際会計基準(IFRS)を適用している100社を超えるグローバル企業として、その対応能力を強化していきます。
プロシップと花王の背景
花王は2016年からIFRSを任意適用しており、海外子会社とともに多くの企業で会計情報を開示しています。これに伴い、現行のリース管理システムを新しいものに変更する必要がありました。このため、次の初期段階として「ProPlus+」のような新ソリューションを検討することとなりました。
システム変更の理由
花王が「ProPlus+」を選んだ背後には、いくつかの課題が存在していました。特に、2027年度から施行される新しいリース会計基準への対応が必須であり、これがシステムの見直しを促す一因となっているのです。
また、IFRS16号に関するシステム対応が急務であるため、これらの要件に適合したシステムの導入が必要でした。
ProPlus+の選定理由
「ProPlus+」が選ばれた経緯には、以下のような点が挙げられます。プロシップは、100社を超える企業のIFRS16号への対応実績があり、その実績は企業にとって大きな信頼となっています。この信頼性に加えて、ProPlusシリーズが持つ必要十分な機能と操作性、さらにSaaS製品としての将来性から花王は「ProPlus+」の導入を決断しました。
プロシップの固定資産業界での実績
プロシップは、1980年から固定資産分野に特化したパッケージシステムを提供している企業であり、これまでに5,300社以上の導入実績を誇ります。この実績は、制度改正が多い固定資産分野において、品質と機能の両方を確保することにつながっています。特に、28の国と地域で236の法人の導入実績があり、これに基づく税務対応においても高い評価を得ています。
次なるステップと支援
2024年12月からは新たにProPlus+がリリースされることにより、花王をはじめとした企業に対し、円滑なシステム利用を提供することが期待されています。プロシップはさらに、新リース制度への対応が求められる企業へのサービス展開も進めていく方針です。
製品紹介セミナーの開催
「ProPlus+」の詳細については、製品紹介セミナーが2025年2月20日に開催される予定です。このセミナーでは、ProPlus+の特徴や実機デモを通じて、その利便性が紹介される予定です。参加は無料で、オンライン形式での開催となります。興味のある方はぜひご参加ください。
ProPlus+製品紹介セミナー詳細と申し込みはこちら
まとめ
新リース会計基準への柔軟な対応が求められる中、花王の「ProPlus+」導入は大きな一歩となります。近未来において、多くの企業が新たな制度に順応できるよう、プロシップの支援が期待されています。