新たにProtemics社製テラヘルツ測定製品を取り扱い開始!
株式会社光響は、ドイツのProtemics GmbH社からのテラヘルツ測定関連製品の取扱を新たに開始しました。Protemics社は、AMO GmbHおよびアーヘン工科大学半導体電子工学研究所からスピンオフした企業で、テラヘルツ技術の研究及び開発に特化した専門集団です。そのため、同社が提供する製品は、最先端のテラヘルツ技術を駆使した計測ソリューションを可能にします。
これまでのテラヘルツ技術は幅広い応用が期待されており、特に半導体製造プロセスにおいてインライン検査やナノスケール材料の特性評価などに利用されています。今回新たに取り扱うこととなったのは、テラヘルツ近接場スキャン一体型システム「TeraCube Scientific」と、0〜4 THz周波数帯に対応したテラヘルツ測定用マイクロプローブ「TeraSpike」シリーズです。
Protemics社の技術について
Protemics社は、テラヘルツ周波数帯域を利用した測定技術において、高い性能と信頼性を誇る製品を開発しています。同社の専門家チームは、オプトエレクトロニクスシステムやソフトウェア設計、アプリケーションエンジニアリングなど多岐にわたる分野での経験を活かし、業界内での独自性を確立しています。
TeraCube Scientific
「TeraCube Scientific」は、テラヘルツの特性を最大限に生かすために設計された近接場スキャンシステムです。正確な測定データを提供し、研究者や技術者にとって不可欠なツールとなることが期待されています。高精度な測定が可能で、研究開発の現場において、その性能を発揮します。
TeraSpikeシリーズ
一方の「TeraSpike」シリーズは、0〜4 THzの周波数帯域に対応し、最大3μmという高い空間解像度で計測を行うことができるマイクロプローブです。これにより、ナノスケールの材料評価や半導体の特性解析がより簡便かつ精度良く行えるようになります。特に、焦点径が約20μm、バイアス電圧1V、平均光励起パワー3mWの場合、効果的に材料特性を探ることが可能です。
研究開発や産業用途への応用
同社の製品は、最近の技術革新にも即応しており、半導体関連の研究から材料開発、さらには製造プロセスの質の向上まで幅広い応用が期待できます。これにより、テラヘルツ技術を取り入れることで新たな価値創出が進むでしょう。
光響ではこれらのProtemics社製の新製品の他にも、300社以上の海外メーカーから10万点を超えるレーザー・光学関連製品を取り扱っています。詳細な情報については、弊社のウェブサイトをご覧いただくか、お気軽にお問い合わせください。
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株式会社光響 グローバルソーシング部
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