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体験型オープンイノベーション施設「Robo&Peace」オープン

テクノロジーを駆使した製品やサービスの開発を加速させるための拠点「Robo&Peace」が、大阪市に新たにオープンしました。この施設は、開発企業と来場者の創造的な交流を促し、より実践的なユーザー体験を通じて製品開発を支援することを目的としています。

Robo&Peaceの概要

「Robo&Peace」は、約375㎡の広さを持ち、2つの主要な区画から成り立っています。一方にはタッチ＆プレイ（体験型展示）スペースがあり、出展企業のロボットやIoT機器、教育用アプリなど、多様な技術が集まっています。来場者は、これらのテクノロジーを直接触れて体験できるだけでなく、開発企業に対して自分の感想や評価を提供することができます。

もう一方の区画は、ワークショップやオフィススペースとして利用されており、企業が持つ技術やサービスの進化を支援するプラットフォームとなっています。また、定期的に行われる各種セミナーや交流会などを通じて、企業同士のマッチングや共同プロジェクトの立ち上げが期待されています。

ユーザー体験を通じた開発支援

テクノロジーを取り入れた製品やサービスの市場化には、ユーザーからのフィードバックが欠かせません。「Robo&Peace」は、開発初期段階からユーザーの意見を受け取ることができるため、企業にとって非常に貴重なリソースとなります。これにより、試作品やサービスはより現実的に改善され、購入者に満足される製品となることでしょう。

大阪市内のこの新しい施設の開設にあたり、一般社団法人iRooBOが中心となり、長年にわたるIoTとロボットビジネスの支援の経験を活かしています。施設名の「Robo&Peace」には、参加者全員が共に未来を考え、より良い社会を実現するための願いが込められています。

アクセスと利用情報

「Robo&Peace」は大阪市住之江区南港北に位置し、ニュートラム「トレードセンター前」駅から徒歩わずか3分の距離にあります。営業時間は10:00から18:00までですが、シェアオフィス部分は24時間営業しています。（月曜日定休）

この施設は家族連れやテクノロジー業界での新たなビジネスチャンスを求める企業に訪れてもらうことを想定しています。

イベント情報

オープンにあたり、2018年8月31日にはオープニングイベントが開催され、「ICT教育による今後の日本教育の課題と可能性」と題された講演が行われます。参加は無料ですが、事前の申し込みが必要です。イベントでは、著名な研究者やiRooBOの事務局長が講演し、新しいビジネスに向けた方向性を示します。

まとめ

「Robo&Peace」は、今後のテクノロジー業界における重要な役割を果たすと期待される施設です。開発企業はユーザーと直接触れ合うことで新しい発見が得られる一方、来場者は最新のテクノロジーに触れ合うことで、未来の可能性を感じることができます。さらに、利用者同士のコミュニケーションも活発に行われることで、地域のテクノロジーコミュニティが一層活性化することでしょう。

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