東和ハイシステム、上場来最高益を更新!AI音声ソリューションで歯科業界に革命を起こす

東和ハイシステム、上場来最高益更新!AI音声ソリューションで歯科業界に革命を起こす



東和ハイシステム株式会社は、2024年9月期決算において、経常利益5億8757万2千円、当期純利益4億180万9千円と、2020年12月の上場以来最高益を更新したと発表しました。これは前年同期比でそれぞれ52.3%増、55.4%増という大幅な増益です。さらに、自己資本比率89.9%、売上高経常利益率27.8%、売上高純利益率19.0%と、主要な経営指標においても上場来最高の数値を記録しました。

この好調な業績を支えたのは、AI音声技術を活用した革新的なソリューションです。特に、主力製品である「AI・音声電子カルテ統合システム(Hi Dental Spirit AI-Voice)」、「AI・音声歯周病検査(Perio chart Pro. Voice)」、「AI・音声サブカルテ(Sub Karte-Voice)」の3製品が大きく貢献しました。

背景には、2024年6月に厚生労働省が発表した「医療DXの推進に関する工程表」に基づく診療報酬改定や、世界経済フォーラムによる口腔衛生の重要性を強調する白書発表があります。これにより、歯科業界では、治療主体から歯周病治療・予防を主体とした長期的な口腔機能管理型への転換が加速しており、生産性向上や業務効率化が喫緊の課題となっています。

東和ハイシステムは、この業界のニーズを的確に捉え、「令和6年度診療報酬改定」説明会を7回も開催するなど、積極的な情報提供と顧客サポートを実施。AI音声シリーズの拡販を推進することで、医療DX推進のための助成金・補助金の活用支援にも貢献しています。医療従事者不足という社会問題への対応にも配慮した取り組みと言えるでしょう。

今後の展望として、同社は「Revoriuture(レボリューチャー)新たな世界へ!」を合言葉に、AI音声技術をさらに進化させ、生成AIを活用した新たなソリューションの開発にも着手する計画です。2025年9月期には、売上高22億2000万円、営業利益4億8600万円、経常利益6億円、当期純利益4億1000万円を見込み、最高益更新と主要経営指標の更新を目指しています。

東和ハイシステムの革新的なAI音声ソリューションは、歯科業界のDX化を推進し、国民のQOL向上に貢献する存在として、今後の更なる活躍が期待されます。

会社情報

会社名
東和ハイシステム株式会社
住所
岡山県岡山市北区野田三丁目12-33
電話番号
086-243-3003

トピックス(経済)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。